今日の未明。
kira*kiraさんと一緒に、藤田神社に参拝してきました。
壬寅年
壬寅月
壬寅日
で、なおかつ!
壬寅の時刻に。
しかも、kira*kiraさん宅からも我が家からも、寅方位。
すべてが寅。
彼女から、壬寅が重なる日があるのでは、と問い合わせがあり、
18日で、その時刻に参拝に行けばいい、と適当なことを返していたら、
自分も同じほうにハマっていたので、一緒に参拝することに。
4時44分に参拝しました。
そんなわけで、今朝は寝不足気味だったのですが、
普通にジョギング。
なんか、蟻峰山と太陽も珍しい二条の帯雲と共に。
なかなか、見られない風景でした。
ところで。
昨日までのマウンティング・ハラスメント記事ですが。
ちょっと知人からメッセージがあり、追記をしようと思います。
このシリーズ記事は、ハラスメントなどに陥ってしまう人と土星の関連について書いたもので、どっちかというと加害者側視点に近いものでした。
メッセージを下さった方は、占星術のことも理解しているし、よく知っている友人なので、私の書いた記事の内容は理解してくださっているのですが、
「そういう土星や環境諸々の状況があって、そうなったのだとしても、孤独を抱えているのだとしても、ハラスメントやいじめを受けた人間は普通は怒りを抱くもの」
「こちらが理解を示したところで、簡単にハラスメントやいじめをやめられるのなら、とっくにやめているはずで、人の意見に耳を貸さないからこそ続いてしまう」
「そういう人(加害側)も癒していくのが、全体としては良くなることだと思うが、ハラスメントやいじめを行う人間には関わりたくないと思う(実害を受けてしまうので)のが人情では」
というような内容のメッセージでした。
ハイ。
まったく仰せの通りで。
この点、昨日までの記事で、説明していなかった点があり、そこから、もしかしたら読者の皆様も、私が思っているところと違う「受け止め方」をなさっているかもしれないと感じました。
(実際、そうなるかもという予感があった)
(主夫業や日常の制約の中で、しっかり説明しきれず、じっくり検証もしきれぬまま記事をUPしてしまったので)
すごく正直に言えば、私もハラスメントや人を攻撃する人間には関わりたくないです。
危うきに近寄らず、でいたい。
そして、こちらがなにがしかの理解を示したとしても、その人が変わる可能性はすごく低い。
すごく低いのです。
私が鑑定で関わりを持ちやすいのは、むしろハラスメントの被害者のほうです。当然、これはそうなります。
配偶者や職場の同僚とか上司などとのお話が多い。
加害側になりがちな人というのは、これまで延べてきたように土星型が多く、人の意見に耳を傾けないタイプになりやすいので、そもそも鑑定には来られない確率が高い。
たまにあることはあるのですが、何か助言したところで、自分が悪いと思っていない人が多く、受け入れません、たいていは。
すでに触れたことですが、こういったかたは、よほど自分の持っていた人生観や価値観が、他者に被害を与えていた、それは歪んでいた、と思い知るような出来事がないと変えないことがほとんどです。
一番わかりやすいのは、社会生活上の深刻なデメリットが生じたときです。
それは、かなりの確率で、自分がやったハラスメントの報いを受けたときであるはずです。
ただ、私の知る中で、まさに土星的な男性が、あるとき大病し、生きるか死ぬかみたいな手術を受け、そのとき奥さんの看病を受け、家族のありがたみを実感し、それまでの態度をあらためたという事例もあります。
実際には病巣発覚の直前、奥さんは「もう離婚してやる」と決意していたのですが、そういう経緯で見放すこともできず……という流れなので、
この男性はある意味で、運が良かったと言えるかもしれません。
この病気がなかったら、きわめて孤独な晩年を迎えた可能性もある。
それもまた、土星的な人生と言えます。
孤独なので。
これは、いろんな事例の中でも、かなり「良い」事例で、どちらかというと例外に属するでしょう。
ほとんどのケースでは、ハラスメントも本人も何も変わらない。
じゃ、なんで、ゼファーはこのシリーズの記事を書いたの?
と、思われるでしょう。
明快な結論を申し上げると、
・このシリーズの記事を、今まさに子育てをしている親御さん、あるいは未来に親となるであろう若いかたに読んでいただきたかった
のです。
というのは、土星型のチャートの人物が、後にマウンティングやハラスメントなどに傾く要因は、多くは「親に育てられている時代」に形成されるからです。
とくに幼少期。
これは、母性の問題と深く関係していると思われるのですが、母親だけの責任とかいう話とはまったく違います。
我が家のことを語らせていただきます。
じつは、うちの二人の子、娘と息子はどちらも土星が非常に強い。
ましてや、娘は冥王星も強い。
冥王星は土星に次いで、ハラスメントに関係しやすい星で、これは他者を支配しようとする独裁的な要素も潜在させているからです。
当然、私は二人の子のチャートを出生後に確認していますが、
「あちゃー、これは」
「まあ、自分の子ども運が土星に関係しているからなー」
「なかなかに厄介な子どもたちになりそうだ」
ということだけは、はっきり予感していたわけです。
子どもに性質によったら、「放置」みたいな状態でも問題ない場合もあるのですが、
土星や冥王星はそうは行かない。
これを和らげるのは、「愛」以外ないのです。
つまり、私たち夫婦がいい加減な関わり方をすると、この二人はすぐに〝乾いて〟しまい、〝殻に閉じこもり〟〝他者をコントロールしようとする〟可能性があったのです。
だからというだけではないのですが、私は子どもと当初から積極的に関わりました。同世代の男としては、相当に高いレベルで子どもを抱きました。
時間の問題ではなく、必要とされるときに手を出すようにしていました。
(時間の総量も多いと思うけど)
なによりも、うちの奥さんは、太陽と金星が魚座の人なので、私が示しにくい情緒的な面も、そもそも基礎的なものをしっかり形成してくれました。
うちの子らに関して言えば、「愛している」ということがうまく伝わらなかったら、ヤバかった。
奥さんは情や共感で、
私は言葉や行動で、
それらは伝えてこられた(と思っている)。
「足りてねーよ!」と、子らは言うかも知れませんが、
親から何もかも与えられると思うんじゃねー、という話で。(笑)
そういうのは、自分の伴侶から与えてもらったり、またそれに勝るほどに与えることで増やせ、なのです。
結果的に、少なくとも土星の強い(冥王星も強い)子が、少なくともハラスメントをする側にはなっていないわけです。
これには、危うい一線もあったと感じています。
現にそうだった。
が、きわめて小さく収められた。
つい先日、あるかたに「子育ては個人指導」と、はからずも言ったのですが。
子に合せたやり方・接し方がある。
その中でも土星型(冥王星も)の子は、「愛」を伝えないと、まずい。
わかってくれる、などと思うと、へたをすると「ゼロ」と思っている可能性すらある。
そうやって、「負の連鎖」が起きていく。
つまり、この記事を書いた理由というのは、
土星というものを主軸として、マウンティングやハラスメントが起きる側のことを理解し、そうすることで、これからの命(魂)をより良い形で、学校に社会に送り出してほしいというものが、下地にあったのです。
そういった部分をはしょってしまったので、
「加害者にも理解を」とか「手を差し伸べよう」的に受け止められてしまっても不思議ではなかったのです。
できることはしたら良い。
それに例外的に変わる人もいる。
ですが、それで現状をどれくらい変えられるかというと、あまり期待はできない。
それくらい、登りづらい山なのです。
だから、すごく長い目で見て、こういった理解を持つ人が増え、次の世代、さらにその次の世代……で、今ある現実が変わっていったら良いな、そのための〝理解〟なのです。
というわけで、スミマセン。
長い追記になりました。
明日は、たぶん予定通り、タロットのネット講座の告知を致します。
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