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2015年9月3日木曜日

プレゼント鑑定 1 ptm様の鑑定

本日よりプレゼント鑑定のブログ公開を開始いたします。
決して毎日というスケジュールではありませんが、出来上がり次第、順次UPしていく予定です。

本日の鑑定は、ptm様。
担当させていただくのは、ZEPHYR占星術講座1期卒業生の森乃僚子さんです。

尚、この鑑定結果はptm様のご了承を得て、森乃さんのブログでも同時公開させていただきます。




ご依頼人 ptm様

【ご依頼の内容】

1.自分のホロスコープの特徴から、どうすればより自分の運勢を生かせるのか

2.ここ数年の運勢の流れはどのようになるのか


私は既婚者ですが、2015年4月に仕事により私が単身赴任をしています。
私自身、もっと自分の運勢(特に仕事面で)自分のもつ力を発揮できるのではないかと思っています。
ホロスコープの特徴から、日々どのように行動すれば、さらに力を発揮できるようになるのかが知りたいです。
合わせて、今の仕事場で確固たる基盤を作りたいので、この数年の運勢の流れを知りたいです。
どうぞ、宜しくお願いいたします。






【ptm様の鑑定】 鑑定士・森乃僚子



先日は鑑定前の質問にお答え下さいまして有難うございました。
鑑定前にあのような質問をしたのには理由がありまして、
prmさまのホロスコープを確認したところ、お仕事に対して影響を及ぼしそうな星を複数確認する事ができました。
その為、説明の乱雑化を防ぐため、取っ掛かりとなる星を確認したく質問をさせて頂いた次第です。



先に鑑定文について説明致します。
鑑定文は長文になりまして、説明も入り組んだり改行も多い為、読みにくい点が多々あることと思います。
また今回の公開鑑定では、占星術の専門的な部分に触れて解説を行ったりもしますので、スラスラとは読みにくいものになる可能性も御座います。
できればお時間に余裕がある時に、気持ちを落ち着け、焦らずジックリとお読み頂けますようお願い致します。
それでは、「ホロスコープの特徴・どうすれば自分の運勢を活かせるか?」のご質問から触れさせて頂きたいと思います。



まずは基礎的な部分から触れさせて頂きますと、ptm様がお生まれになった時、ほとんどの星は天球を真っ二つに割った片側に集中して偏っている配置になっておりまして、その偏りから一天体・土星のみが孤立化し、集団から真逆の位置にいた状態でした。

このような星の陣形の事を占星術ではバスケットタイプのチャートと呼びまして、この孤立化した土星の事をシングルトンと呼びます。
通常シングルトン状態の星は、その持ち主に対して非常に大きな影響力を発揮するとされております。
ptm様の場合このシングルトンの土星を、社会生活に影響を及ぼすとされている位置に持つ事から、この土星はptm様の社会生活に対しての何らかの効力を発揮するだろうと予測を立てる事ができるのです。

土星と言えば占星術では試練の星だと位置付けられておりますが、決して悪い意味での試練ではないので、これを不幸のだと誤解をなさらぬようお願い致します。
人は成長をするにあたり、必ず壁となる存在と向き合う必要があります。土星はその壁の役割に該当する作用を持つ星だとご理解下さい。
そうしますとptmさまの場合、人生の壁・または課題となるものが、社会生活の中に存在する可能性がここで出てくるのです。
例えば、社会での生活に対して高い課題を自らが設けたり、難しい役職や業種を目指したりなど。
また土星は身分的にも責任を負う立場を暗示するものでもありますので、社会的な地位などに対しても、それなりのものを提示してくる可能性が御座います。

また同時にptm様の土星には、家庭の運勢が反映されている可能性がございます。(これは生まれた時のホロスコープの条件によるものです。)
そうするとptm様のご家庭も、この土星が暗示する様な社会的な地位の高い方が家族の中にいたり、何かしらの責務に携わるご家庭だったりなどを推測する事も出来るのです。
社会に対して高い課題を掲げやすい一族といった感じでしょうか。

どちらにしろこの土星には、ptm様の社会生活ので様子が大きく反映されていそうで、社会的な地位や責務、また社会生活に対する高い目標や厳しい課題などが反映されていそうなのです。

解説を先に進めます。

ptmさまのお仕事の内容を確認させて頂きましたが、お伺いしたお仕事では水星の関与を疑う必要があると思います。
そこで次は水星に着目をして鑑定を進めたいと思います。

ptm様がお生まれになった時、水星は西の地平線のやや下に位置しておりました。
この位置の事を占星術では6室と呼びまして、6室に入る天体は、仕事や職場などに影響をもたらしやすくなるとされてます。
水星と言えば知性の星。水星を6室に持つ方は、水星が意味する知的分野でのお仕事だったり、またはコミュニケーションの盛んな職業だったりなど、水星色の強い職場に縁が出るようになるとされてます。

しかしptm様がお生まれになった時、水星は魚座の位置にありまた。
水星は魚座の位置になると力を弱めてしまい、コンディションとしては、やや弱体化したものとして判断をしなければならなくなってしまいます。
そうするとptm様の水星は弱体化した状態で、逆に水星の意味する知性的な分野に対して、何らかの問題を投げかける事になりそうで、そして水星は6室に位置している事により、職場の中でその問題が表面化しやすくなると疑いを立てなければなりません。

さて、この弱体化した星の作用についてなのですが、そのまま星が力を弱めたものとしてイメージすればいいのか?と言えばそう言う訳でもなく、実はスポーツ選手には、弱体化した火星(運動の星)を持つ選手も数多くいるほどなのです。
弱体化作用の出方は人それぞれに異なっては来まして、ここは鑑定士側の推理が必要になってくるのです。

私は今のことろ弱体化した星の作用は二通りイメージするようにしておりまして、1つ目はそのまま星の意味するものが弱点となって出るケース。水星の場合なら知性の浅さや知力の弱さですね。
二つ目は、星の意味するものに対する感触や手応えの弱さ。水星の場合なら、いくら考えても考えた気になれない。
また水星はコミュニケーションの星でもありますので、どれだけ喋っても話足りない感覚がつきまとわったり、読んでも読み足りない。聞いても聞き足りない!など、水星の意味するものの手応えに底が無いような状態になってしまう現象です。



どちらの出方をするとまではここでは断定しませんが、弱体化した水星からの作用により、ptmさまはお仕事に関して、そのような問題と向き合う可能性があると言う事を押えて頂けたらと思います。

この問題はまた後ほど取り上げますので、ここではマイナスの感想を抱かずに、先に読み進めるようにして下さい。

続いて天王星についていを説明させて頂きます。

ptm様がお生まれになった時、星々がこれから地上へと顔を出す位置である東の地平線のすぐ下あたりに天王星が位置していました。
この東の地平線のすぐ下あたりの事を、占星術では1室と呼ぶのですが、1室に入る天体は、その人物に対して非常に大きな影響力を持つ星とされてます。

天王星と言えば個性の星。

1室に天王星を持つ人は、個性的で独自の考えを持つ傾向が強かったり、また、人との間に独特な距離感が出やすく、団体行動より個人行動。
協調性より独自性・お馴染のものより珍しいものなど、個を浮かせ際立てるような働きを出してくるのが特徴です。

ptm様の根底にはこの天王星気質が潜んでいる可能性がありまして、ご自身的にも「人とは違う私」だと認識しやすかったり、また、周囲の人からは、変わっているところがある人・独創的な人だと認識されやすいものになっている可能性もあります。

1室の天王星は、そのように人との違いをかなり打ち出してくるものなので、これをプラスのものとして捉える事ができれば、自分オリジナルの人生!人は人。私は私。など、自分ならではの生き方を意欲的に満喫する事ができるのですが、
これをマイナスのものとして捉えてしまうと、私はなぜ?人と同じに出来ないのだろう・・・違ってしまうのだろう・・・人並みの生き方は出来ないのか??などの孤独感を感じさせるものになってしまうと思われます。

加えてptm様の天王星は、ただ1室に位置しているだけではなく、実は太陽と特殊な位置関係にある状態でもありました。
その為この天王星は、ptm様に対して上記の資質を根底に植え付けるだけではなく、ptm様に対して、常にご自身が変わるように要求してくるようになるのではないか?と私は推測いたしました。

(補足的に説明させて頂きますと、ptm様の太陽のコンディションを確認すると、天王星とは先の説明のような関係を認められるものの、他の星との関係からは、逆にptmさまは共感力が高く、人の為に自分の意欲を燃やせる人だとも人物像を判断する事ができるのです。
これはptm様は共感力の高い人物ではあるものの、根底には孤立感や孤独感をなどが潜む人物だと言う感じにイメージして頂ければと思います。)

ここから先は、天王星に交えて先ほどの水星にも触れて説明を進めさせて頂きます。

天王星からの影響が根底に入り込むptm様は、人生の選択・自分のあり方などなどを考える時、孤独的な感覚が伴いやすく、それに加えて、太陽と天王星の関係を考えると、常に自分が変わらなければならない様な考えと対峙しやすく、それに加えて、弱体化した水星からの影響もあることで、ご自身がなさっている事に対しても、劣等的認識だったり、常に何かが欠如している様な、手応えの薄さにも襲われてしまうと思います。

このコンディションを確認して、私はptm様のホロスコープ・運勢を活かす為に必要な事を次のように考えました。

仮に手応えが弱く手探り状態の中でも、そして孤独と感じるようででも、ご自分が正しいと思う事を恐れずに選択なさること。
そして人と自分を比べず、時間はかかっても途中で諦めず、最後まで信じて突き進むこと。

ptm様の水星のコンディションは確かに弱体化した状態ではありますが、ある意味この水星に対する飢えのような感覚(劣等感のようなもの)が、ptm様のより個性的な発想力や、そして己を進化させる推進力になるのではないかと思いました。
不足感を補うために、天王星がよりptm様に自分の道を歩ませるよう促すのではないか?自分が進化し続けるように要求してくるのではないか?

加えて先ほどは説明を省略しましたが、prm様の太陽は、力の増した状態の火星とかなり良好な関係性になってます。

火星とは意欲に関わる星で、ptm様の火星は、ptm様に対して突き進む力を強く与えています。
自分の信念・そして人様に対する正義の為に、ptm様はご自分が対峙する孤立感や孤独感や欠如感と辛抱強く向き合い、そうして突き進んだ先に、私はptm様が求めるモノは待ち構えているんじゃないかな?と読み取りました。

手応えの弱い中で目的を目指して進むと言う事は、かなりの辛抱や強い気持ちなどが必要になってくると思います。

そこで思い出して頂きたいのは、シングルトン土星の存在です。

シングルトンの土星は、ただそれだけで辛抱の度合いが人よりかなり強いモノになってくると想像出来ます。
辛抱の度合いが強い分、高い課題を乗り越える為のそれ相応の時間も必要になり、そう言った面でも気楽な要素は減少してしまいます。
この土星が示すように、ptm様は優しさより、厳しさを経験する事により、育てあげられたり鍛えられた方なのかもしれません。
しかしこのように厳しく鍛えあげられた経験は、ptm様が目指すものに辿りつくまでの支えとなることと思います。
壁が高ければ高いほど、支える支柱の力も強靭でなければなりません。

そうして鍛え上げられたptm様だからこそ、仮に道は険しくとも、きっとご自分の信念を果たして下さること思います。



続いては時期的な運勢の流れについて説明させ頂きます。
(出生時のホロスコープの星のことを出生の星・後天的な星の事は後天運の星、もしくは進行の星などと記載させて頂きます。星の動きについても説明致しますが、これはご理解出来なくても大丈夫です。
それよりも、その星の影響で起きる運勢の説明をしっかりと押さえるようにして下さい。)



1. 2015年6月~2017年11月末。

専門用語になりますが、進行の月が社会的な活動がピークになるとされてる10室を通過します。
その為上記期間のptm様は、社会的な場面での活動が盛んになり、また社会的な評価を受けやすくなる可能性があります。
この期間は「人に見られている」の自覚をしっかり持ち、常にベストを心掛け、前向きに仕事と向き合うようになさると、その姿勢そのものが評価の対象にとなりそうです。


2. 2016年9月~2019年9月(強化期は2017年3月~2019年3月。その中でも2018年2月~4月は特に強まる可能性があります。)

この時期は、ptm様の出生天王星と出生の月が、後天的な星の巡りにより刺激を強く受け、活発化する時期となります。
天王星はもともとptm様にとって、ご自身に対して強い影響力を持つ星です。
そして月は誰にとっても重要な星ではありますが、ptm様の月は、ptm様の社会的なポジショニングを左右する影響力も持っていそうな雰囲気でもあります。
その天王星と月が後天的な星からの働きにより活性化すると言う事は、これは、ptm様の才能や能力的なものがかなりいい具合に活性化し、そしてその才能を評価し引き立てるような人物が登場する可能性を予感させるものです。
しかしその人物とは最初から無条件に良好な関係になれると言うよりは、そうですね~・・・ライバル的な存在として出現する可能性もあります。
上記期間は、ご自分の資質的なコンディションの良さを実感しやすくはなると思いますが、対人面では、対立的な関係の相手でも、貴重なものとして受け止めるようにして下さい。
そこからキッカケができ、物事が進展する可能性があると思われます。



3. 2018年7月~2021年7月(強化期は2019年1月~2021年1月)

この時期は、ptm様のシングルトン土星に刻印されている課題が、いよいよ具体的なものとして、目の前に提示される時期になると思われます。
イメージとしては、なりを潜めて長らくptm様にただひたすら課題を与えていた土星が、いよいよ本性をあらわにするようなイメージです。
この期間は家庭と仕事のバランスが崩れ、どちらかにかなり偏った生活を送ることを選択しなければならない状態になる可能性があると思われます。
もともとptm様の土星は、社会生活に対して強く働きかける潜在的な作用がありますので、仕事に全生活を捧げるような時期となる可能性が御座います。
私は、この期間の過ごし方によって、ptm様の今後が決まるような重要な時期になるんじゃないかな?と推測します。
先にも説明しましたが、ptm様の土星は、社会生活での高い壁として立ちはだかるような存在になってまして、それを乗り越える為に用意された時期が、この期間になると思います。
乗り越える為に必要なものをそろえるには、1と2の時期を有効に使い、ご自身の武器となるものをしっかり磨いておくことです。
この期間を過ごしたのちに、手探りの中で続けられた努力の成果が、形となって現れてくれると強く希望をお感じになって下さい。

ホロスコープに託された可能性は、ご自身の意志によって、いくらでも花を咲かせることができるものだと私は信じております。

この鑑定文をお読みになり、ptm様はいかがお感じになったでしょうか?

この鑑定文が、ptm様がご自分を信じることの糧になれればと願っております。



そしてこのような貴重な学びの場をお与え下さいました、ptmさまとZEPHYR先生には感謝を申し上げます。



お読みになって疑問に感じたことは、ご遠慮なくご質問下さいませ。

宜しくお願い致します。



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