昨日のこと。
時折鑑定をさせて頂くMさんから、なんとマンゴーを頂戴しました。
Mさんは東京の方なのですが、沖縄の知人にわざわざ頼んで頂いたそうで、本当アリガタヤ。
このところの台風で、荷物がしばらく出荷できず、もう一度新しいものをご用意くださったという経緯もあります。
時折鑑定をさせて頂くMさんから、なんとマンゴーを頂戴しました。
Mさんは東京の方なのですが、沖縄の知人にわざわざ頼んで頂いたそうで、本当アリガタヤ。
このところの台風で、荷物がしばらく出荷できず、もう一度新しいものをご用意くださったという経緯もあります。
本当に感謝です。
どうしてもこの写真を横にすることができず……
本来は横長画像です。
箱を開けるとマンゴー独特の甘い香りが。
そして大きいものから中くらいのもの、そして小さいのはミニマンゴーと呼ばれるそうです。
こんなに小さいマンゴー、見たことも食べたこともない……
ということで、昨日、お昼ご飯の後、私たちの食後を飾りました。
皮を剥いてみました。
これは上の画面で中央付近にある、ミニマンゴーでも少し大きめのやつ。
ミニマンゴーの小さいやつは、普通の卵か、それより小さく見えるようなものもあります。
大きい普通のマンゴーは、定番のカットで。
食べ比べてみると、驚き。
私はホテル勤め(それもフレンチ)が長かったので、普通の人よりは食材のことを多少知っていたり、マンゴーも幾度か食べたことがあります。
以前にもある方からお送り頂いたことがあります。
だから、大きいマンゴーの味わいは、
「おお、これこれ。いや~、美味~~~( ̄▽ ̄)」
という感じでした。
しかも見事な完熟。ホテル時代に、厨房で少し「食ってみろ」的にわけてもらったのなんか、この比ではありません。
フルーツ王国岡山在住! とはいえ、マンゴーは日常食べる機会がありません。
しかし、ミニマンゴーはまったく初めての体験。
「う? お? おお?」
確かにマンゴーなのですが、独特の清涼感みたいなものがあります。
大きなマンゴーはねっとり感が強いですが、ミニマンゴーはあまり後を引かず、さわやかです。
「こんなマンゴー、食べたことがない!」
結構、衝撃を受けました。
明らかに違うのです。
どっちが好きかと言われたら、ミニマンゴーのほうかも……。
いや、もちろんどっちも十分すぎるほどおいしい完熟マンゴーで、こんなものが頂けるのは感涙ものです。
ところで。
マンゴーを食べていて、ふと気になりました。
「マンゴーって桃の食感に似ている」という話が出て、そもそもマンゴーってどういう植物の果実なんだろう…と調べる気になりました。
すると、マンゴーはウルシ科のマンゴー属というのがあり、桃はバラ科のモモ属で、まったく違う植物だと判明して納得。
ところが、マンゴーについて記述を調べていると、「菴羅(あんら)、菴摩羅(あんまら)」という名称もあること、インドで栽培が始まっていること、そしてインドのヒンドゥー教ではプラジャパティの化身がマンゴーだという認識があることを、初めて知りました。
プラジャパティというのは、「生類の主」という意味です。
つまり世界の創造者であり、支配者なのです。
「おお、なんというスピリチュアルフード!」
プラジャパティは、インド神話においては、とくにブラフマーと関係が深く。
インドでは
創造=ブラフマー
維持=ヴィシュヌ
破壊=シヴァ
という三大神が信仰されてきたのですが(他にもたくさん有力な神々が信仰されてきたのですが、とくにこの三神は宇宙の摂理に関係している)。
インドの信仰って、哲学思想が背景にあり、まずブラフマンという中性的な原理があったのですね。
このブラフマンは仏教で、「梵」と訳されています。梵我一如の「梵」です。
我はアートマンです。
この二つが一体になることこそが、宇宙の最高原理とされています。
当初、ブラフマンはプラジャパティと呼ばれる宇宙創造の最高神から生まれたとされていました。
ところがブラフマンとプラジャパティはやがて同一視され、ウパニシャッド時代に多くの原理が神格化・擬人化される中で、ブラフマーという宇宙の創造神として崇められるようになった、とうのが、私が昔読んだ書物で知ったところです。
ま、とりあえず宇宙の創造者、すべての命あるものの主がプラジャパティというわけで、その象徴・化身と考えられていたのですね、このマンゴーは。
それくらい人を魅了する果実だったということでしょう。
いや、私も魅了されました。
まだたくさん残っているので、今日も夜に楽しませていただこ~~~♪
★★★★★★★★
締め切りは7月末。