ご訪問ありがとうございます。
こちらはZEPHYRのメインサイトです。
amebaのZEPHYRとは姉妹ブログになっております。


作家として
占星術研究家として
家族を持つ一人の男として

心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。


2019年7月12日金曜日

なぜ黄金世代が生まれるのか

このところ、ゴルフに関しても話題が多いですね。

先日、石川遼選手が、日本プロゴルフ選手権大会優勝、メジャー2勝目となりました。
優勝インタビューなど、彼を苦闘を、ほんとにアウトサイドからですが、見守ってきた身としては、ちょっとじわっとくるものがありました。

石川選手は、アマチュア時代に私の地元、岡山県の玉野市の東児が丘マリンヒルズゴルフクラブで開催された、マンシングウェアオープンKSBカップで優勝し、一役脚光を浴びました。
私の地元で華々しく世間に出たという方でもありますので、個人的にも注目していました(実はこのゴルフ場に、私のお仲間が配ぜんスタッフとして適時、出向いていたということもあります)。

アメリカでの苦闘でも、うーん、やはり土地の影響あるんかな~と。

努力はされてきた方だと思うので、結果が出るのは喜ばしいですよね。
報われない状態が続くのは、ちょっと……

やっている本人が心が折れかねません。
私だったらとっくに折れていると思います。

おっと、石川選手の話はここまで。


今、女性ゴルフが湧いていますよね!
同じく地元つながりなのですが、岡山県出身の澁野日向子(しぶのひなこ)選手が、資生堂 アネッサ レディスオープンにおいて、韓国のイ・ミニョン選手との差を逆転、プレーオフの末、劇的な優勝!
ご自身、LPGAツアー2勝目を達成しました。
あの終盤の追い込みは、ドラマチックでしたね。


 画像はアマテルで作成→高機能 占星術ソフト・アマテル

澁野選手のチャートは出生時間が不明なので、正午設定になっております。
アセンダントやMC、ハウスは当てにならない。
が、この状態でも、相当に語ってくれるものがあります。

理性とか分析とか研究とか、そういう傾向が強いのです。
これは天秤座で確定している月が天王星や冥王星と小三角、太陽がキロンとコンジャンクションで蠍座、火星は乙女座で太陽と非常にタイトなセクスタイルなどから推し量ることができます。

全体として、非常な集中力と分析力、研究能力を持ったチャートです。

ゴルフというのは、私はやったことがありませんからよく知りませんが、聞くところによれば、身体の鍛練はもちろんのこと、メンタルがものをいうスポーツと聞き及びます。
この場合、メンタルの中には感情もそうですが、知性、理解力、分析力、洞察力、そして判断力も含まれます。

私の見るところ、彼女はそうした能力に秀でていて、芝の状況、コースの設定や癖、天候、過去の経験から得ている情報を下敷きにした判断など、大成する素養を持っていると思います。

それに加えて、火星(スポーツ)と太陽の正確なセクスタイル。
セクスタイルは、トラインほど自動的、無作為的に働くアスペクトではありません。自分で火をつける必要がありますし、そこへ向かって努力する必要がありますが、時にトライン以上の効果を発揮します。

そこで!

重要なのが、この世代なのです。

彼女と同世代、1998年4月2日~1999年4月1日の世代は、女性ゴルフの「黄金世代」と呼ばれていて、今、大変な実力者が次々に台頭し、切磋琢磨を繰り返しています。

彼女はこの世代に生まれて、そこからすごく多くのものを吸収し、伸びていくのだろうな、と判断できます。
そういう世代に生まれたからこそ、すごく伸びるホロスコープの特徴を持っているのです。

平たくいえば、実力を持った同じ世代からいるからこそ、彼女たちと切磋琢磨して、さらにその上へ臨んでいける……というようなものです。
ライバルの存在というのが、いかに人を育てるか、ということなのです。

澁野さんのチャートはそういうことが明確に出ていて、自身の向上心と結果に繋がっていると読めるのです。

こういう解読からどこからできるのかは、専門的になりますし、占星術講座の中でしか語らないような濃い内容なので、ここではご容赦を。

ただ。

野球とかサッカーとか、いろんなスポーツで、過去から「黄金世代」と呼ばれる
実力者が集中して生まれる世代
が存在することは知られています。

こういった現象も、実は占星術的には説明できてしまいます。

というか、説明できなかったらおかしいわけで。

これは、普通に考えたら、「火星か? スポーツだから火星なんだよな?」とお考えになる向きもあろうかと思います。
事実、スポーツにおいては火星は重要です。

が、一概に火星とは言えませんし、実際にはいろいろな条件が重なって、ある黄金世代をこの世に誕生させていると考えられます。

澁野さん世代を生み出したのも、実は火星ではないと思われます。
こういった検証を下地に、逆算も可能になります。

つまり、
「この年あたりで誕生した子は、世代の切磋琢磨の中で伸びやすい環境がある」
「ならば、その年回りで子供をもうけたら、その子はそうなる確率が高い??」
ということさえ、言えるわけです。

たとえばですが、2003年生まれの子供たち、現在、16才になるかならないかくらいですが、この年に生まれている彼らは、やがて何かのグループで黄金世代と呼ばれる可能性を感じています。

2013年生まれにもこの傾向が見られます。

しかし、現在から後のことをいえば、2020年~21年初め頃にかけて生まれ来る子供たち。
これがまた顕著な黄金世代となる可能性があります。

こういった時期は観測されますが、それが必ず日本に現われるかというと、そのアスペクトが強く関与する土地や国が、そのときによって異なると思われ、出方の強弱があるようです。

しかし、来年には日本でオリンピックが開催され、そのさなかの黄金世代ですから、この次の波は日本にも現われるはず、と見ています。


★★★★★★★★

☆2019年度ZEPHYR占星術ネット講座・受講生募集中→こちら
☆岡山占星術初級教室・参加者募集中→こちら
☆占星術・タロット鑑定のお申し込み→こちら




ぽちっとお願いいたします。(^人^)
      ↓