岡山市内のあるイタリアンのお店はランチで賑わうのですが、そこに久しぶりに奥さんと立ち寄ったときのこと。
二人の女性スタッフのサービスがあまりにも乱暴で、雑。
前菜も、どんとまではいきませんが、それに近いようなスピードで置かれ、
次にスープを持ってきたときは、あまりにも素早い動作で出そうするので、まだテーブル上にあった前菜の皿に、
バシャッ
とスープがかかり!
無言で前菜の皿を下げていく……
「あれはないよな」
と、奥さんと呆然と。
スープはカップの側面から垂れて、テーブルクロスを汚していますし。
私は自分の紙ナプキンでふきましたところ、これまた無愛想に代わりのナプキンを置いていきました。
申し訳ありませんの一言もなく……
もはやサービス業の域のメーターを振り切っています!
……もうあのお店に行くことはないね、と店を出てから悲しく話しました。
元サービス業としては、あまりにもあり得ない。
たぶんあんな調子では店が傾くかも。
んなこともあったからではないのですが、昨日は久々に岡山市国富にある、「そうさく料理コック」へ行きました。
このお店は、リーズナブルなランチを提供してくださるのですが、家庭料理っぽい安心感がある反面、小鉢なんかすごくこったものをおしゃれに仕上げているんですよ。
これこれ!
右上から、
豚肉ととうがんのとキノコの信田巻き
→二つに切ってくれていて食べやすい。とても柔らかくて、薄味のスープにひたひたになっていて嬉しい。
大根とオクラと玉ネギのカボチャ揚げ饅頭
→ふわっとろ♡ 片栗粉?でとろみのある甘みのある、あんかけ?
ツナとビーツのベジタブルポテトサラダ
→お、赤いのはビーツのせいか! 普通のポテトサラダよりも、ほどほどにシャキシャキ感や清涼感もあり、こりゃあいい!
お盆の中央あたりにあるが、ナスとズッキーニの枝豆ソース寄せ
→この枝豆ソースが、ほのかな豆の風味と甘さがあっていい!
メインですが、この日は、海老フライか鶏のチョイスでした。
海老フライはさっぱりしたソース。
ご飯は白米か玄米を選べます。
このお店ではいつも玄米!
こっちはもう一つのチョイスの鶏ですが、これも優しいお味。
↓
親しみやすくて、でも、手が込んでいて、ちょっとおしゃれで、満足させてくれランチでした。
デザートも選べるのですが、これはこのお店の評判。
ふわふわわらび餅。
ちょっとつつくと、ぷるぷるしてしまうような、とてもやわらか~いわらび餅。
口の中で溶けてなくなるなんていうのは、今時、和牛の食レポでも使われる表現で、その比較であえて言うなら
口の中で、きなことの風味と冷風を伝えた瞬間に消滅します
という感じ?
このプリンも、おいしかったですよ。
いや~。
満足なランチでしたが、昨日は夜、あまり食べなくても……とか思ったのですが、なぜか夕方には私はお腹がすきました。(笑)
きっと、とっても身体にいいランチだったのでしょうね。
消化も良さそう。
「こっく」は、とても良心的なお店です。
息子さんがメインで、ご両親とされているのですが、とても接客もいい。
上品とかいうのではなく、庶民のお店なので、ざっくばらんだけど、ちゃんと丁寧に対応してくれる感じ。
笑顔で配ぜんや会計などしてくださる。
当たり前といえば当たり前かも知れないのですが、
結局!
こういうお店が繁盛して生き残っていくのだろうなと思います。
この記事の冒頭のイタリアンは、立地が良くて、近隣の奥様方などがよくいらっしゃるようなのですが、じつはお味そのものが他に比べて秀でているわけではないのです。
そんなに味が秀でていないのに、接客があれでは……
ま、それもこれも当たり前のことなんですけどね。
どんなお仕事でも、誠実にやっているか、丁寧にやっているか、そして人として良いコミュニケーションを保っているか。
そこが大きいわけで。
ん?
おいおい、自分も大丈夫か、ちゃんと気持ちを引き締めておこう。
ぽちっとお願いいたします。(^人^)
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