ちょっと迂回しつつ、タイトルの中身へ。
次回の占星術岡山教室の日程が近づいてきました。
12星座と10天体、そして12のハウスとアスペクトの、基礎的な解説を前回までに終えております。
まあね~~。
個人的な意見ですが、それらは全部「素材」なんですよ。
素材だけかき集めても、な~んにも見えてこない。
今、占星術ネット講座の8期でも、プレ講座で結構な量の情報を流しているのですが……(これは料金に含まれないという恐ろしさ)……
基礎情報というのは、その気になればいろんな書籍やネット上の情報でかき集めることができますからね。
そういうものはさっさと情報提供して、ホロスコープを読むところから入りましょう、というのがうちのネット講座のスタンスです。
岡山初級教室(ネット講座とは違うリアルにお目にかかってする教室)では、そこのところを乱暴にも過去2回で集中的にやりました。
12星座、10天体、12ハウスをどうやったら憶えやすいのかとか、どう捉えたら良いのかとか。
初心者向けの教室なので、そういったところを押さえていかないと、いきなり解読というのはできない。
でも、次回(7月28日)はようやく枠が外れる……
いろいろな実例を引っ張り出して、解説するというのは過去2回もやったのですが。
段階を踏まないといけないので、やり過ぎると次の内容になってしまうという微妙なラインでブレーキがかかっていました。
そういうのがなしで、がんがん何でも説明できるというのは、まことにありがたい。
私もストレスがありません。
ただ。
その中でも、どうしても基礎情報として解説しておかなければならないことが一つ残っています。
それがホロスコープのパターンなんですよね。
このパターンについて解説しているものが、実は世の中にすごく少ないのです。
むろん日本国内で結構重用されているソフトの書籍にも触れられているので、知っている人も多いと思うのですが、その重要度は意外に認識が低い!
じつはこのパターンについては、私はその理論を知る前に、自分が当時無償でやっていた鑑定経験の中で(プロになる前)、
あれ? このパターンの人って、これが突出してないか?
このパターンは、こういう傾向があるな
とか、自分で発見していたんですよ。
それで、発見したことは、鑑定に取り入れていたんですよね。
そうしたら、その後、そのパターンについての研究が載った書籍に出会い、
うおっ!
これ自分が発見したつもりだったけど……
すでに理論化されていた!
⤵⤵⤵
と落ち込むのですが、よくよく考えると、ホロスコープを読んでいたら自然にたどり着くはずのもので、そういう先人が存在するのは当たり前といえば当たり前。だって、占星術の歴史は数千年。
そういうのを誰に教えられたわけでもないけど、自分で気づけたということで、
オレってなかなか研究者向きじゃん
とか、ポジティブに考えるようにしています。(ノ▽T;)
こういうことは、ずいぶん昔にもありまして。
古代史とか、ムーとかアトランティスとか、超古代史とか、好きなんですよ。
その関係で世界地図を見るのが好きで、超古代の世界とか想像(妄想)していたときに、
ん?
南北アメリカ大陸とヨーロッパ・アフリカ大陸って、もともと一つだったのでは?
とくに南アメリカ大陸とアフリカ大陸の海岸線と、ぴったりと合うよね?
とか、妄想していたんですよ。
ところが。
この本で、すでに「大陸移動説」なるものがあるの知り、
昭和52年の初版本。(今や珍本?)
この本を、たぶん14才で買った私って……
結構ヤバいやつ(笑)
このときも、ショックを受けたんですよね。
自分で発見した気になっていたので。
先を越された~~~!みたいに。(爆)
現代ではこの、もともと一つだった「ゴンドワナ大陸」のことは「パンゲア大陸」と呼称されているようです。
あ、そうそう。
推理小説をメジャーな業界で書いていた頃、
思いついたストーリー
思いついたタイトル
なんかが、「すでに○○先生に類似したものがありますよ」と言われたことも複数回あります。
タイトルのほうは、某先生(大家)に配慮して、変更を余儀なくされました。
こういうことはよくあるゼファーなのですよ。タハハ……
まあ、自分が思いつくことくらい、他の誰かがとっくに思いつくよな、というマイナス思考より、他の誰かが思いついたことを、自分が発想できていたよ! という点に重きを置き、ポジティブに考えるようにしています。(笑)
こんなことって、皆さんにもあると思うのですよ。
何かが好きだ! という思いが強ければ、そこの情報系にアクセスすることになります。
情報系というのは、意識の集合体のようなもので、意識の海といってもいいです。集合意識とか。
そこにアクセスできると、必要な情報をピックアップして、自分という媒体にアップデートできる。
それって、先人がいても不思議ではないんですが、そこでもう一捻りというか、自分らしさを打ち出せるかどうかとか、あるいはもう一歩深いところへ入っていけるかとか、
そんなことが重要なんじゃないでしょうか?
いろいろな弾を打っていると、そういう前例やこともあるのですが。
出鼻をくじかれたり、挫折することもあるのですが。
あ、この弾は自分だけのものだ。
と実感できる体験も、どこかで生まれてきます。
私たちは先人たちの積み重ねた情報系の中で生まれ、生きています。
だから、それに敬意を払いながら続けていれば、きっと
自分だけのワンダーランドはある
と思うのです。
(今は、占星術講座などでも、完全な実証のできているオリジナル理論がいくつかあります)
大事なのは、やっぱり
あきらめないこと。
ぽちっとお願いいたします。(^人^)
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