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2021年3月22日月曜日

浄化のプロセス2(心の距離)

 ここしばらくの浄化の時を迎え、私たち一人一人が、こういった負のカルマを解消していく必要があるのですが。

結局のところ、何がカルマとなっているのかというと、多くは〝感情〟に根ざしている。
自らの行いで他者に与えた〝感情〟
他者からの行いで自分に生じた〝感情〟

これらの中で、とくに負となるものが、多くの場合、負のカルマ、因縁となるわけです。
むろん他にも負のカルマとなるものはあります。
〝感情〟が発生するしないにかかわらず、あるべき人の生命活動を奪ったりすれば、それもまたカルマにならないわけがない。

そういった極端な事例はさておき、私たちが積み重ねてきたカルマの多くは、〝感情〟に根ざしています。
転生の過程で作られた〝行い〟と〝感情〟もあるでしょうし、今生の人生の中で作られたものもあるでしょう。

悲嘆 絶望 憎しみ 自己否定 虚無……
邪悪な喜び(人を支配するとか従わせる、搾取するなど)

こういったものが、自分が人に与えてしまったのか、他者からもたらされたか、なんであってもある種の因縁、情報として残されているわけです。

そうすると、必然的にですが、
・自分が誰かに対して〝行い〟、その結果他者になんらかのネガティヴな〝感情〟を持たせてしまった場合
・他者からの〝行い〟で、自分に何らかのネガティヴな〝感情〟が蓄積されてしまった場合
この二つでは、カルマの解消法、対処がやや異なってきます。

前者の場合、これは他者に対して〝喜び〟を与える必要があります。
誰かを助ける、人を癒す、喜ばす、笑顔にさせる、誰とはいわず公的に献身する、自分の持てるものを与える……といった、その人の具体的な、新たな〝行い〟が必要になります。
自分が傷つけたり迷惑をかけた相手そのものでなくても、誰であっても構わないはずです。(本当の意味では他人は存在しないため、誰に対しての行いも同じ)

これは具体的な行動なので、誰でもやりやすいわけです。
一見、これは人のために自分がするので、なんか損した気分になるかも知れませんが、実際には「やらなきゃ損損!」というくらい、自分に益するものがあります。
カルマが解消すれば、自分が幸せになれるので。

人を幸せにしたら自分が幸せになれるというのは、むなしいお題目ではない、ということです。


後者の場合、自分に〝負の感情〟を抱かせた相手に復讐したところで、何の解決にもならないどころか、自らの〝負の行い〟が加算されてしまうことが多い。
これは自分の中にある〝負の感情〟を掘り起こして向き合い、自分の中で解消してしまう必要があります。

じゃ、どうすればいいのか。
単純です。

許せばいい。
手放せばいい。
忘れてもいい(本当に忘れられるのなら。ふりではいけない)。

自分が自分を攻撃し、許せない場合もありますが、これもまた自分を許せばいい。
自分を愛すればいい。
自分に価値を見つければい(自覚)。

ただ、多くの場合ですが。
後者のほうが根深いです。

というのは、自分の心こそが厄介な代物なのです。
場合によっては自分を騙していることもあります。
傷などないふりをして、目をそらしている、強がっている、そんな自分が本物だと思っている。

なかなかに巧妙な詐欺師のような存在が、私たちの中にはいます。
この詐欺師は、多くは防衛本能が生み出した、心理的な偽人格のようなものです。
こういったことを、無意識に人はやっている。

あるいは自らの〝負の感情〟の蓄積に気づいてはいるが、そのあまりの根深さにとうてい許すことも忘れることも手放すこともできない、というケース。
あるいは、過去生の体験などの中で形成された〝負の感情(情報)〟が非常に根深く、これなど今生の出来事ではないので、現実的には原因を探ることも難しい。

過去生原因の場合、やはりこの癒やしを行える専門のセラピストが必要とされます。催眠療法でも良いし、前世リーディングでも良い。
自分自身で行うなら、時間はかかるかも知れませんが、ホ・オポノポノも有効です。

こういった後者の方でも、前者の対処である他者を幸福にすることで、やがてはご自身が幸福になっていけるはずです。
ただ、こういった方の場合、陥りがちなのは、
「これだけ人のためにしているのに、自分だけがいつまでたっても幸せになれないのはなぜ?!」
という、痛切な悲しみや、場合によっては怒りさえ覚えられることがある、ということです。

これは人としては、無理もない話です。
後者の〝負の感情〟が強固に残っていると、簡単には解消しにくいケースもあるからです。
「私だけがなぜ?!」という悲しみや失望、絶望……こういったものを抱いてしまうのは、分かりすぎるくらい分かるのですが、こういったものに支配されてしまうと、〝負の感情〟の上書きが行われてしまうため、よけいに幸せになるタイミングが遅れてしまうということもあり得ます。

しかし、昨日と今日、このブログで書いてきた一種の〝システム〟を理解してもらうと、こうした感情にとらわれすぎず、その感情と自分本体に少し距離ができるようになります。
そうなったらしめたもので、〝負の感情〟に支配されることはなくなります。
あなたが支配者となるのです。

いや、違う。

あなたは観客となり、読者となるのです。
あなたという人生のストーリーを観る、読む人物となるのです。
思いっきり体感すると良い。
感情も味わうと良い。

でも、支配される必要はない。
あなたの読む小説の中の主人公の悲嘆、憎悪、それをあなたは知る。
涙する。
そうしたら、そのあとはあなたの世界に戻ると良い。

あなたが、あなたであるところへ。
あなたは、本質的には誰にも傷つけられない。
あなたはあなた。
錆びない、腐食しない、醜く染まらない、朽ちない。
それが本当のあなたであり、いつでもあなたはそこへ戻られる。

その真実を知ること。
そして、この「距離」が取れるかどうかが、まことに重要。
カルマを早めに終わらせられるかどうか、の大きな差となります。
つまり、幸せになれる時期の差となる。

明日、もうちょっとだけ補足?



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