何やら湧き出てきそうな。
次のは昨日の。
スカッとしています。
牡牛座と双子座
山羊座と水瓶座
水瓶座と魚座
など……
とくに牡羊座~双子座などは、ここしばらくのトランジット天体の中で、太陽、水星、金星などが対抗する形で動くエリアです。
太陽、水星、金星などは、その月の運勢というような単位では出やすい傾向があります。
こういったところが関連性があり、研究者として興味深いところです。
ちなみに、今回の12星座タロットで一度も「場」に出てないカードがあります。
それは……
〈法皇〉のカードです。
ヤタガラス・スプレッドでは、最初の4枚を基礎として、他にリンクカードを引いていく確率が高く、昨日の記事をご覧いただくと、相当な枚数を引いている星座もあります。
にもかかわらず、
一度もフィールドに出ていない。
これは指導性の欠如、精神性を忘れる、精神性を欠いた出来事の他、
たとえば教育や学校の先生の問題、そういったことが裏返しで出てくる可能性もあります。
この解釈は、12星座全体を見た上での解釈になるので、「世間全体の機運」としてあると読むことができます。
また、カードの出現率という見方も可能です。
以下は、今回の12星座に展開された回数。
No.のない愚者=3
No.1 手品師=2
No.2 斎宮=3
No.3 女帝=4
No.4 皇帝=2
No.5 法皇=0
No.6 恋人=6
No.7 戦車=4
No.8 正義=3
No.9 隠者=4
No.10 運命の輪=4
No.11 力=3
No.12 吊された男=7
No.13 名前のないカード=6
No.14 節制=4
No.15 悪魔=5
No.16 神の家=5
No.17 星=5
No.18 月=3
No.19 太陽=2
No.20 審判=5
No.21 世界=7
このような出現回数です。
青は明らかに多いもの、水色は明らかに少ないもの、です。
「なんか、今回、このカード多いな」というのは、12星座のタロットを引いていると、当たり前に感じます。
〈世界〉と〈吊された男〉は、普通に多いと感じていましたが、〈No.13〉や〈恋人〉のカードも多いと感じていました。
これは〈世界〉の成就・不成就、完全性・不完全性ということが意識されやすいということでもありますし、〈世界〉には国際的な関係がありますので、コロナ禍の中でそれが回復したり、なんらかの活路が開かれたり、ということもあり得ますし、逆に国際関係の悪化が重大な問題になる業界もあるかもしれない。
〈吊された男〉は、静観することや事態を見守ること、あるいは内省・内観などに関わりますが、「打つ手がない」ということを表示することもあり得ます。だからこそ、見守るしかないわけです。
今なおコロナ禍の中で、改善・回復の見込みがない業界もあるわけで、そのことを示している可能性もあります(これは10月の話で、ずっとということではありません)。
〈恋人〉と〈名前のないカード〉は、こうした状況であることも含んでだと思いますが、何かの選択を迫られる、選択をしなければならない、あるいはインスピレーションを得るということであり、場合によっては思い切った対策を講じることで切り抜ける、ダメになってもゼロから再起、みたいな傾向を辿る可能性となります。
とくに〈名前のないカード〉は、一般には死神のカードなのですが、これを見て正位置でも恐れる人は多いし、正位置でもリスクはあるのですが、
今回の12星座占いの中では、ヤタガラス・スプレッドで一度も逆位置で出ていない。
つまり、これは全体に「再起」の運勢が強いとみることができます。
〈法皇〉の0については触れました。
〈手品師〉〈皇帝〉〈太陽〉がいずれも2個ですが、これらも少ない。
少ないということは、これらのカードが活躍しにくいわけですし、改善点としても出にくいわけです。
そう考えた場合、全体傾向としては、
「新しいことを始めにくい」(手品師)
「経済はまだ本調子にはならない」「計画を実行・実現しにくい」(皇帝)
ということがあるわけで、何よりも
「統合しにくい」「協調しにくい」「活性化する」「まだバラバラである」という〈太陽〉のマイナス面が強いということになります。
なんといっても〈法皇〉が0であり、〈吊された男〉と〈世界〉が頻出していることは、全体傾向の中で献身や自己犠牲、利他、内観や内省が必要であり、視野を広げることや悲観せずに楽天的に考えること、喜びを感じることが、糸口になるわけです。
このように、12星座のタロットも、すべてを俯瞰することで、全体像を読み解く手がかりになることがあります。
(ゼファーが第2話の台本を書き下ろしています)
街の片隅にある小さなバー。
そこを訪れる人々。
交錯する想いと垣間見える人生。
あなたも、どうぞ、サイドカーへお乗り下さい。→詳細はこちら
西洋占星術ランキング