明日1月3日3時33分頃、山羊座12度で新月が結ばれます。
サビアン度数としては、山羊座13度となります。
・拝火主義者(火の崇拝者)が存在の究極の真実を瞑想する。
この度数は、我が身を大きなものに捧げる巫女的な傾向を持ちます。
ある種、熱狂的なところもあります。
そのため、性格的にも激しさを秘めていることが多いのですが、身を捧げる〝大きなもの〟を選択できない、見いだせない、拒否することも可能です。
その場合、この強い献身性が歪んだ形になりやすい傾向もあります。
霊的な度数なのですが、物質的なことしか目に入らないとか。
献身しようとしても、捧げる対象を見いだせないとか。
あるいは、我が身を捧げることにエゴがとことん抵抗する場合もあります。
画像はアマテルで作成→高機能 占星術ソフト・アマテル
しかし、エゴを脇に置き、〝大いなるもの〟に身を委ねることこそ、人は至福の領域には入れます。
自分自身のエゴによるコントロールを手放す。
ただ、これは怖いのです。
エゴは怖がります。
その上、〝大いなるもの〟を見いだせない場合、そこへ飛び込んでいく勇気は、なかなか出ません。
あるいは、もっとまずいのは〝おかしな存在〟を大いなるものだと錯誤している場合。
危険な思想を持つカルト宗教に身を投じるようなものです。
まずは、自らの周囲に感謝してください。
どれほどご自身が納得しにくい環境だとしても。
今ここにある自分、それを成立させている、今の世界の中にある自分を生み出したすべてに。
個人に感謝できなくてもいいでしょう。
宇宙に感謝してください。
世界に。
隣人に。
私には、このサビアン度数に強く天体が関与した時期が多数あります。
単発的なものもありますが、天、海、冥王星のすべてのトランスサタニアンが、ここを通過していきました。
この時期は、1989年~1992年頃と、2014年前後です。
2014年前後は、ミュージカルの「ヤオヨロズ」の最初の制作を手がけた頃です。
このときは冥王星がいましたが、至福を感じました。
1989年~1992年頃は、エゴゆえにあがき続けていました。
この新月では、多くの人が良き転換を体験するはず。
ただ一方で、火星的な動きも強くなります。
――地域――
新月の強く働く地域(だいたいの経度)
災害的なものもあり得る
・インド付近
・中米・メキシコ
・北米中部~西武
火星の強く働く地域
・カナダ・アラスカ
・ニューギニア、東南アジア、オーストラリア
・イラン、イラク、サウジアラビアなど中東
☆ メッセージ
宇宙は
世界は
神仏は
すべてあなたと共にいます
あなたが拒絶しない限り
いや
あなたが拒絶しても共にいます
ただ
あなたが拒めば
宇宙との距離は遠くなります
神仏の加護も届きにくくなります
メッセージも気づきにくい
取り巻く世界の美しさに気づきなさい
何も問題はない
清らかな空気を吸って
ただ吐き出しなさい
そして
吐き出した分
また吸いなさい
すー
はー
すー
はー
そうして宇宙もあなたも成り立っている
宇宙とあなたは通じている
そこへ同調しなさい
もともとのリズムへ
そこへ身を委ねなさい
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