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作家として
占星術研究家として
家族を持つ一人の男として

心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。


2021年8月2日月曜日

開運の秘訣3 時期と体験(感情)

昨日、1日の太陽礼拝。
 
 
ちょっとここ数日、仕事が立て込んでおり、12星座占いのUPにも時間がかかってしまった。
そのせいで、ちょっと空きましたが。
続き。
身体・肉体~霊的な存在。
すごい端と端みたいな書き方をしました。
 
まあ、そうすると、その間の部分もあるわけで。
私なりに思うところを書かせていただきます。
 
前にも書きましたけど、私もなんとか作家として復活したくて、あがいてあがいていた時期がありました。
この努力は、結果的に報われていません。
商業作家としては、終わっていると自覚しています。
 
この頃の私と同じように、なんとか願望を叶えたいとか、成功したいとか、良縁を得たいとか、家族との関係を変えたいとか、いろいろな苦境の中で頑張っている、頑張っているけどなかなか変えられないし、扉が開かない、というかたがいらっしゃるはず。
 
これ、一概には〝どうすれば〟ということは語りにくい。
というのは、いくつかのパターンというか、理由というか、原因があるからなのです。
 
たとえば、私の場合。
作家としての人生が、今回の目的とは必ずしも言えなかった、むしろ違うところにあった、と思われるのです。
 
つまり目標設定が違っていたわけです。原因1ね。
つまり行く先を間違えてる。
エゴはニューヨークに行きたいのだけど、魂はいや日本でいいんだよ、といっているようなもので、自分のエゴとその意志が、方向性を誤っているのですね。
 
私の今回の人生の目的は、過去生のカルマの総括的な解消にあったわけで(これは過去の記事にしましたが、ややこしいのでここでは引用しません)、そのためには推理作家などではいけなかったのです。
その目的を達成するためには、今の立場(占術家)のほうがずっと良かった。
これで、過去生の数多くの関わりのある人たちに助力できる。
 
なのに、なぜ作家になってしまったのかというと、直近の前世がまさに作家だったので、その傾向を人生の序盤で、かなり明確に引き継いでしまった。
その上で、挫折することも必要だったと思われます。
 
つまり間違ったプロセスではない。
が、
すでに進路が変わっているのに、いつまでも過去の立場にしがみつくというのが、私の愚かな〝あがき〟だったわけです。
 
このように、魂のプロセスの中で、その時にすべきことや、今後為すべきことがあります。
こういったものを自分が見つけられていないと、私と同様な苦しさを味わいやすいわけです。
 
場合によっては、今すべきことが家族を大切にすること、心を通わせること、などという場合もあります。
つまり仕事の方向性ばかりじゃない。
もしその人に、取り戻すべき情操があり、そこに家族が存在するのなら、そのプロセスが先でしょ、みたいな流れになる場合もあります。
 
こういったことは、後述の他の原因などとも複雑に絡み合っていることがあります。
 
 
原因2。
時を得ていないということ。
 
これ、自然の摂理なんですよね。
一の運勢のアップダウンは、ホロスコープや他の高度な占術では読み取ることができますが、こういったアップのリズムと本人の望み・執着・意志といったものがかならずしも同調しないのです。
 
むしろ。
ものすごくこだわってこだわっている時というのは、そこが一致していないことがあります。
 
一度は〝流れ〟をつかんだ者として言わせてもらえるなら(作家としての話ね)、うまく流れに乗ったときというのは、なにもあがいていない。
自然な流れに乗っていて、必要なものを得て、それを生かせた。
人も知識も。
 
ところが〝流れ〟を取り戻そうとしたとき、あがいてあがいてあがきまくっていた。
むしろ急流に逆らって上ろうとするような苦痛ばかりだった。
 
時を得る、というのは、きわめて大事です。
この時を、客観的に知りたいとか、何らかの裏付けが欲しいと思われる方は、占星術や四柱推命などのしっかりした占いの、ちゃんとした人物に相談したら良いと思います。
 
ただ、この〝時を得ていない時期〟の過ごし方が大事です。
これは占星術でも四柱推命でも、同様な表現をされる方が多いのですが、この苦しい時期にする努力や未来を信じる心持ちこそが大事で、ここでいかに未来の自分のための下地を作れるか、あるいは人のために役立つことができるか、というような部分が、その後を大きく左右します。
 
時を得ない時期というのは、つまり自分の波には乗れない時期なので、むしろ利他的に過ごしたほうが良いのです。
これは見える形でも見えない形でも良いのですが、人知れず詰む徳のほうが、後々に生きてきます。
 
この時を得ていない時期、私が何をしていたかというと、ホテルで必死に働いていたが、サービス業の面白さに目覚め、お客様に喜んでもらえるように頑張った時期なのです。
これは作家としてのあがきと幾分かぶっていますが、人に喜んでもらえることが自分の喜びやプライドにもなるという知った、得がたい時期でした。
 
私の場合、このように半ば強制的に、そういった業界に入らざるを得なくなり、でも、その形態の中で、利他的な行動、人を喜ばすことを学び、現実にそれをやったという経緯になっています。
そして、その途上でプロの占星術師としての活動を始めましたが……
これが〝一つの時を得る時期〟でした。
(当時とそれ以前の私は、自分のホロスコープなどあまり見なかったため、結果的にそうなっていたことを後で確認する)
 
わかりやすく自分の事例で説明させていただいていますが、
じつは、この〝時を得ていない時期〟の過ごし方のほうが、後の開運に大きな影響力を持っています。
 
つまり、不運なときことが、チャンスなのです。
ここでどれだけ世の中や、周囲の人を幸せにできたかということが、次の自分の運勢の波の内容や大きさを決定しています。
 
私のこの時期で、非常に決定的だったことの一つ。
それは、仕事の不調や多忙さのあまり、おろそかになりがちだった妻との意思疎通や愛情表現を取り戻したことです。
これは、自分の人生の中でも、大きな気づきでした。
 
あれがなかったら、たぶん今の自分はない。
 
すごく身近な人間。
それを幸せにできるのとできないのとでは、後の展開も違って当たり前ではないか?
(夫婦関係はそれぞれなので、絶対の定理はないはずですが)
 
周囲に自分のできることをする。
周囲にできるだけ幸せになってもらう。
 
これが、結局、自分自身の開運の原動力になる。
ま、すごくわかりやすい表現をすると、
人を幸せにすると、それは自分の幸福貯金にもなる
ってこと。
 
やがて利子が付いてかえってくる。
今のゼロ金利みたいな、けちくさいものじゃなく。(笑)
 
この原理は、「そんな道徳教育みたいな」と思われがちかもしれませんが、今はそこははしょります。
また書くことがあるでしょう。
今説明すると、膨大になりすぎます。
 
原因3。
これは原因1や2とも関係するのですが。
 
人がこの現世に生まれてくる理由に関係しています。
あの世は思うことが自在にかなう世界なのですが、現世はそうは行きません。
基本的に〝思い通りにならない〟というのが、この現実世界です。
 
この世に生まれるのは、つまり単純にいうと、
苦労したいんですよ、魂は。
 
それが現世のエゴでは、いやだ、辛い、悲しい、というだけのこと。
こういう書き方をすると、非情な印象もありますが。
魂本体はそんなものでは、傷つかない。
魂はこの世で、したい体験をするだけです。
 
それには、挫折、苦難、逆境、別離、差別、喪失……ありとあらゆる負の体験があります。
 
ここからいえば、
逆転の発想ですが、
 
つまり魂は〝経験〟したいのであり、その経験の中で手に入れられる
〝感情〟
が大事なのです。
経験なら、その体験の知恵とかでは? と思うかもしれませんが、
おそらく魂は、トータルでの知恵は持っています。
 
たとえば、私は占星術の研究で、いろいろな発見をします。
それは知的な発展に思えるかもしれませんが、占星術なんてこの地上のもの。
天の理(ことわり)を地上の人間にも分かるように解説するためのもの。
 
真に霊的な存在となったとき、このようなものは必要はありません。
知的な発見は、無価値ではないのですが、正確には〝知的な発見をした喜び〟が魂が経験したいことなのです。
私はそれをえんえんとやっているわけで。(笑)(笑)(笑)
 
この地上に生まれた目的は、体験すること経験すること。
これはどの時代でも、どのような劣悪な環境でも変わらないと思われます。
ヒューマニズム的な観点からこれを否定したくなりますが、物質的なヒューマニズムは目を曇らせることがあります。
 
では、苦境にある人にとっての、この観点の福音は?
 
開運しない第3の原因は、経験(感情体験)が不十分なのです。
魂は今回の人生で体験したいことが、必ずあります。
 
それは大きな挫折であることもありますし、失恋かもしれないし、大切なものを手放すことかもしれない。
その挫折に伴う〝失望〟〝後悔〟といった感情も、あの世では得がたいものです。
失恋や別離による〝悲しみ〟〝喪失〟も、魂の世界ではない。
大切なもの手放すためには、執着から離れる〝覚悟〟も必要ですし、〝勇気〟も必要で、そうした〝勇気を持てた自分に感じる喜び〟もあります。
 
こういった感情を見過ごしてはならないのです。
母親や家族に愛されなかった。
こういった報われない気持ちは、魂の計画になくしては生じなかったものです。
なぜなら、魂は現世の親も選ぶからです(当然そうなることを知っている)。
 
選んだ理由は?
つまり、この気持ちを味わい、解放したい。
悲しめばいい。場合によっては、その瞬間は憎めば良い。
その憎しみで新しいカルマを作りさえしなければ。
 
思いっきり泣いて、憎んで。
その気持ちを解放しなさい。
 
それが、魂の目的の一つです。
 
ところが、こういった感情に蓋をして、なかったもののように振る舞ってしまうことがあります。
自分は大丈夫。
なんでもない。
なら、見返してやる。
とか……。
 
こういった、感情のごまかしが、実は、一番その人の魂のプロセスを遅らせます。
ま、遅れたとしても、それは魂の計画かもしれないし、遅れるような性格設定で生まれていることもありますし。
私が、こういうことを書いているからといって、くれぐれも自分を責めないようにしてくださいね。
 
そこは、〝大いなる意志や流れの中〟にあります。
 
でも、このシリーズ記事の論旨からいうと、です。
開運の秘訣、自身の開運をできるだけ早める、大きなものとする、という観点では、これまで蓋をしてきた感情を認め、許し、自分が受け入れ、時には泣き、時には嘆き、時には(受け止めてくれる人に)ぶつけ……ということが、必要なのです。
 
だって、魂は体験とそれに伴う感情が大事なんですから。
 
その感情をあらわにする、味わい尽くす、というのは、時には辛いのですが、そうすることで、魂の〝そのこと〟に関する経験は修了します。
終了ではなく、修了としておきます。
修めてしまいます。
 
ん?
では、現世にあるように。
飛び級ってありますよね?
すごく若いのに、もうハーバード大学を修了したとか。
 
あれ、スピリチュアル的にもありますから。
え? 私はスピ鈍だからわからないだろうって?
いやいやいや。
この世にあることは、霊的にもありますよ。
 
つまり、さっさと開運したかったら、さっさと今持っているものを解消しろ!! というお話。
 
それでカリキュラムが修了するんですから。
ところが、その内容が〝感情〟という体験から受け取るものだから、人は現実にも何の関係もないと、無視しがちなのです。
 
自分の中にある、ありとあらゆる負の感情を許してください。
認めてください。
受け入れてください。
 
そして、なだめ、涙と共に愛でてください。
よしよし、
大事な想いをありがとうね、と。
 
これで、次の開運は加速するはず。
時を待たねばならないとしても、その時の開運はより大きなものとなるはず。
 
 
私にとって、これに該当する〝感情〟があるとすれば、この記事の説明の中では、
・作家という立場に対する執着を手放す勇気
・苦境の中で、本当に大事なものを再確認する喜び
とかかな~?


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