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心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。


2021年8月26日木曜日

来たるべきシンフォニーの時 その前夜が今

昨日の記事の続きです。

 

 

あらためて申し上げておきたいことが二つあります。

私はこの千賀一生先生の「ガイアの法則」に、大いに触発されました。

が、そのように誤解される方がいたらいけないので、明言しておきますが、「信者」のような立場ではありません。

(そもそも千賀先生は宗教的なことをなさっているわけではない)

 

占星術、ホロスコープを専門にやって来た私は、言わばカチカチの天王星思考の部分があります。

ここでいう天王星というのは、科学合理主義とか、理論、論証など、知性と理性による認識です。

合理性のある法則は受け入れてしかるべきで、千賀先生のことは深く尊敬申し上げておりますが、私が信じている、みたいには思わないでください。

 

信じているのではなく、知性や理性で向き合ったときに、否定しがたい法則として受け入れている、ということです。

嫌々受け入れているのではなく、ストンと胸に落ちるような感覚です。

 

申し上げておきたいことの二つ目は、私がこのブログ上で発信している世相や未来に関することは、あくまでもホロスコープを根拠としていて、たとえば〝大いなる婚姻の時〟なども、はっきりと日本にそのような運勢があるからお伝えしてきています。

これは、個人でも婚姻が起きえるときで、〝大いなる〟というのは国家単位でそれが起きるので、そのような表現を取っているということです。

 

ただ、正直に告白しておきますと、「ガイアの法則」を知ったからこそ、明確に解読できるようになったことはいくつもあります。

たとえばどこへ向かうか分からない列車に乗っていると、その旅路の折々に起きる出来事も、解釈の仕方が多様になります。

が、日本という列車がどこへ向かっているのかということが分かると、今止まっている駅、通過してきた駅にどういう意味があったのか、ということも、別な角度から焦点を合わすことができます。

 

これは大きな違いです。

しかし、私は占星術研究家として、ホロスコープに出ていない事象について、あれこれ申し上げることはありません。過去も、おそらくこの先も。

 

 

その上で、まずこの記事でお伝えしたいことですが。

東京2020オリンピック・パラリンピックの意味です。

 

これはオリ・パラが終わってからお伝えするはずでしたが、こういう流れになってしまったし、パラリンピックもここから中止されることはないだろうと思いますので、ここで私なりの解釈を申し上げておきます。

 

歴史的な解釈とか、世間一般の認識とは異なります。

そういうものは、時間の経過と共に後で人類が共有します。

 

これは、ホロスコープと向き合っているものとしての解釈です。

私は「ガイアの法則」からしても、この時期に日本でオリ・パラが開催されることは、一種の必然だろうと思っていました。

ですが、2020年の夏には非常に大きな不安材料があったことは、ここ2年ほどのブログで幾度も記事にしてきました。

 

それが地震とか火山噴火とかではなく、コロナ禍という災禍という形を取ってしまった。

結果、今の日本の運勢と、きわめてリンクした形を取ったオリ・パラの開催となった。

 

どういうことか?

 

 

でも書きましたが、現在の日本は天王星の影響力がきわめて強い時期です(この根拠はホロスコープ以外にありません)。

令和になってすごく強くなった。

 

天王星の効力には、大きく分けて、

・変革、目覚めを促す。

・分離、自立を促す。

という二つのものがあります。

 

もちろん国の総体としての意識の変革が進めばよいし、国民の多くが自覚をし、新たな段階に進めばよいのですが。

天王星はしばしば、離婚とか無理解、協調できない状態(それぞれが個性を打ち出す)も作り出します。

この結果、国とか大きな単位で何が起きるかといえば、分断の発生、バラバラになるという状況も発生し得ます。

 

バラバラ。

これが、現状の状態です。

 

一方で〝大いなる婚姻の時〟という強い動きが発生し、それは陰陽の統合、広くは東洋と西洋の統合(象徴的なもので、世界的な統合)なども起きえるときなのに、この統合的な理念を持つはずのオリ・パラが、なぜ、ここまで異常な状態になってしまったのか?

 

そもそもオリンピックはギリシャに根を持ち、西洋文明の根源に関わること。

スムースに、今これが東洋で結ばれる状態にはなっていない。

陰陽統合の機運にあるのに、もともと西洋文明は統合ではなく、個性を際立たせる天王星的な方向性を持っていて、世界を分断する力を持っている。

というのは、とくに産業革命後、世界の出現した科学(とくに物質文明的な)と科学合理主義は、西洋由来のものです。

 

物質文明的な科学合理主義は、人類の誕生もただの物質の結合や偶然の産物としての生命の発生という解釈しかしません。

その結果、私たち生命は、本来の豊穣の海と大地から切り離され、自分たちと世界(宇宙)の間に、決定的な溝、別離が生じてしまいました。

 

これは、ギリシャ神話のガイアとウラノスの決別であり、日本神話の中のイザナミとイザナギの決別です。

このウラノスこそが天王星という不思議……

 

〝大いなる婚姻の時〟というのは、この決別を結び直す可能性があるときであり、それが日本には示されているという不思議。

このタイミングで!

 

だけど、世界はそんな状態じゃない。

融和とか統合とか、そんな段階ではまったくない。

日本もそんな受け皿になっていない(国家としては)。

 

おまけに日本も令和になって天王星最強。

 

結果、本来は一つになるべきオリ・パラは、コロナ禍という巨大な目に見えにくいものによって(災害や戦争などのようなものと比較したら、そして〝感染〟という性質からして見えにくい)、

バラバラになりながらも一つになる

という、一つの〝形〟を示したと思えるのです。

 

西洋文明の根っこであり象徴ともいえるオリンピック。

これが統合の時に、巨大な災禍の中で、バラバラになってしまった。

コロナは人と人に距離を作り、そして民族間の差別も協調していますよね?

会場に観客も入れられない。

本来、東京に世界中から集まるはずだった途方もない数の人々も来られない。

 

だけど、一つの場に、一つのことが為される。

 

東京2020オリンピックが、今の形で実施されることになったときに、私は「ああ、ヤオヨロズのひな形になった」と感じました。

 

このブログにも掲載しています「ヤオヨロズ」には、一つのテーマとして、

・この地上には多様な色と形に花がある。

・いろいろな花があったほうが楽しく嬉しい。

・それが(他の花を否定することなく)一つになる。

というものがあります。

 

この地上にあるものは、

もともとバラバラなのです。

この地球を創造した存在が、それを〝良し〟としたからこそ、多様な色の花がある。

香りがある。

花々の歌がある。

 

ただ、それをシンフォニーとして響かせればいい。

バラバラで一つ。

 

オーケストラには、一種類の楽器だけじゃ、絶対に足りないでしょ?

弦楽器。

木管楽器、金管楽器。

打楽器。

そして声楽。

 

全部で一つのシンフォニーでしょ?

 

本当は、人類はたぶん、全体でシンフォニーを響かせなければならない時に来たのですが、まったく環境的・現実的にそこが整っていない。

だから、形としてバラバラになった状態で、無理やり一つになるという、ひな形となったのではないか。

このオリンピックが。

 

現実的なコロナ禍の原因とか、そのあたりは知りません。

 

ただ、この先にシンフォニーを響かせる未来はあると、私は感じていますし、日本の未来を見たとき(この先30年くらい)に、非常に重要な役割を果たすのではないかということは、最低言えます(ガイアの法則を除いて考えても)。

 

だから、

このタイミングで、

日本にも天王星がすごく強く来ている。

 

はず。

 

この天王星は、ここしばらくは私たち(日本)の内的な変化や目覚めを促します。

やがて、たぶん2040年代には、この天王星は世界に波及します。

私たち日本人は、たぶんですが、先に天王星経験を終え、世界の変革・目覚めを見ることになる。

その変革に参与することになる。

(2030年代にはこの流れは顕著になっているはず)(2036年前後あたりが明確?=それを象徴するような出来事もあると思われる)

 

これは、「ガイアの法則」による周期にも合致しているのですが、恐ろしいことにホロスコープ上もそう読めてしまう。

 

今の日本に用意されているものが、どうしてもそう思える。

 

次回は、この大きな流れの私たち個人個人についてお伝えできるかな……?

 

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