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2021年9月21日火曜日

〝今〟は〝当たり前〟じゃない

今朝のご来光。

 

 
とっても清々しい朝でした。

 

 
カーブミラーに映り込んでいる私。
 
ちなみに、ですが。
昨日の朝、なかなかいい写真が撮れました。

 

 
これも同じような時刻ですが、空模様が違います。
そこへ飛び去っていくカラス。
なんかクワエトル?
稲穂が伸びている水田といい、日本らしい風景でしょ?
 
この国には、いろいろ欠点もありますし、問題・課題は山積みです。
それでも、この国に生まれて良かったと思うゼファーです。
てか、世界に視野を広げたら、日本は地球の中の楽園なのではないかと思うこともあります。
(見方の問題なので、異論の数々はあろうかと思います)
 
ところで。
人間て、〝今の暮らし〟に慣れるのが早いなあ、と感じます。
 
新居に移って、一年半。
僻地の山の中、限界集落で暮らしていたときは、今思えば、
ものすごく多くのものが不自由でした。
すべては〝程度の問題〟なのですが、「利便性」ということに絞ったら、今の生活はすごく快適です。
 
やがては、これが「当たり前」になってしまうのかな~と思う一方。
今でも旧宅に帰ると、時々、ちょっとセンチメンタルな気分というのか、切ない気持ちが湧いてきます。
昨日も、彼岸の墓参りをして、その後、旧宅周辺の草刈りをしたのですが。
 
作業を終えて旧宅に戻ると、夫婦生活の大半を過ごした家。
おそらく、生涯でもっとも苦しかった時期。
それを夫婦で守り抜いた。
そういう時期の、様々なことが想起されるのです。
 
一つ一つが、ではなく。
全部がごっちゃになって思い出されるから。
それと、ここにしかないものがあるから。
利便性など関係ない。
 
この感覚を失いたくないなあと思うのです。
 
たとえば故郷を捨て、上京し、都会の生活オンリーになり、そこで生涯を終える人もいいと思うのですが。
ルーツにあった感覚。
そこへの郷愁とか。
愛着とか。
 
執着じゃないですよ。
でも、〝そこで生かされていた〟体験があるのですから。
それは全部、自分の中にある(その中にはすんごい苦労もあるけど)。
 
これを失うと、〝今の生活だけが当たり前〟になり、逆に今の生活への感謝もなくなるかもしれない、と危ぶむのです。
むしろ、現状への不満だらけになるとか、そんな逆転現象もあり得るし、それもまたよく聞きます。
 
前にも書いたことがありますが、どん底を味わっているからこそ、
普通に生活できることがありがたい。
それを忘れてしまうと、たちまち今が不幸になってしまうこともある。
 
幸不幸は、やはり人の心が作り出す。
 
 
ちなみに、新生活に数時間で適応したリブラ様。
彼女を今、旧宅にちょっと連れて帰ったら、どうなるのだろう?

と思ってしまうゼファーです。

まあ、それはそれで、すぐに慣れると思うのですが。

 

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