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作家として
占星術研究家として
家族を持つ一人の男として

心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。


2021年9月24日金曜日

天に昇る

更新をストップしていたので、何事かあったとお察し下さっているかと思います。

何せ、私がブログを2日間も更新しないというのは、もう年に一度あるかどうか? どころか、もうずっとなかったと思います。

 

 

義母が他界しました。一昨日の夜。

奥さんのお母様。

88才。

 

もうずっと呼吸器系の問題を抱えていたのですが、奥さんの実家で家族に看取られました。

その場には奥さんもいましたし、息を引き取る直前まで、私も孫である娘や息子も訪ねていました。

 

その夜はもう意識はなかったと思われるのですが、酸素吸入を受けているお母様は、私たちが声をかけると……

何も見てはいなかった(物理的には)と思うのですが、ちょっと開いた右目から涙を一粒こぼしました。

こういうのは、しばしば聞く話ですが、本当にそうでした。

 

孫たちに最期に会えたからかも知れません。

皆が来てくれた、と認識されたように感じました。

 

もうその夜が山だということで、様子伺いに行ったのですが、私たちが帰った後、にわかに……

奥さんは最期まで付き添っていました。

 

その日の昼間のことなのですが。

お休みだった奥さんは、実家に戻っていました。

私は日常の仕事をしていたのですが、どうも妙に悲しい気分が生じました。

これは……と思っていたら、奥さんから「今夜が山」という知らせ。

 

ああ、やっぱりなと思いました。

 

私はスピリチュアルな能力などない人間ですが、

これが〝共有する〟ということなのだなと。

 

これはスピリチュアルな力など、たぶん関係ない。

奥さんと私、あるいは他の人も含まれているかもしれないのですが。
ちゃんと共有されているから、私のほうにも生じた感情なのだと。

 

お母様には感謝しかありません。

私の仕事がうまく行かないときにはご心配やご迷惑もお掛けしました。

が、何よりも奥さんを産んでくれた人なのですから。

 

昨夜の通夜で、そのことはお母様に語り、感謝申し上げました。

 

 

今日は告別式。

今のご時世ですから、本当に親しい身内だけの家族葬です。

 

 
今朝、不思議な雲が出ていました。
ギザギザ? 蛇行するような雲。
 
お母様が天に昇られるのを見届けて参ります。

 

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