ホロスコープは嘘をつかない――というのは、このブログでいつも言っていることです。
ホロスコープは人となりや出来事について、ちゃんと示してくれている。
それは「結論」としてあるのではなく、ある程度の幅や可能性を持ちながら、しかし、間違いなくその特徴を表現している。
そこから大きく踏み外してしまうとすれば、それは読み手の問題、ということになります。
なのですが。
ほんの時折、解けない謎に遭遇することがあります。
それは、出生時間が不明の人物のチャートで、その時起きている出来事がうまく説明できないどころか、ものすごく大きな違和感を感じる状態になっている場合です。
例えばすごく痛ましい状態になってしまったのに、すごく良好な運勢、あるいは喜びを感じやすい状態になっている、というものです。
じつは、これは鑑定ではないのですが、世間のある事件をホロスコープ上で調査しているときに見つけました。
普通だったら、ここでこんな流れになるはずがないのに……
と思えるほどの落差です。
具体的には金星のすごく良いアスペクトに支えられそうな時期なのに、とても悲劇的な状態になっているのです。
このまったく同じケースを、私は2013年に経験しています。身近で。
この人がなぜ、このタイミングでこんなことに……という出来事あったのです。
このどちらも出生時間が不明のままです。
おそらく、そこに解明する鍵があるはずなのですし、いろいろと想定できるものはあるのですが、それでも金星のアスペクトが良すぎる……
この点では、一つだけ解釈できることがあるのですが、自分の中でまだ胸にちゃんと落ちてこない。
まだまだ未知のもの、解き明かせないものはある。
もうこれで大丈夫、なんて領域は、いつまでたっても来ないのでしょう。
ぽちっとお願いいたします。(^人^)
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