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人間、不思議なもので。
いいことはあまり覚えていない。
チャート上でいうと、ソフトアスペクト時のいい運勢とハードアスペクト時の厳しい運勢が誰しもあるのですが。
へたをすると、悪い時期のことしか記憶に残っていないことがあります。
当たり前といえば当たり前なのですが、やはり困ったこととか苦しかったこと、哀しかったことなどは、人は鮮明に記憶しています。
もちろん良い時期に、結婚とか昇進とか、はっきりと印象に残るような出来事が起きることもありますので、そういうケースはまさに明快です。
しかし、そういった目立った出来事が起きていないと、良い運勢の時のことはあまり記憶に残らないことがあります。
もちろん完全に忘れているわけではなく、いろいろと当時の記憶を掘り起こしてみると、
「ああ、あんな楽しいこともあったな」
「そういえば、あの人と出会ったのはこの時期だったな」
とか、思い当たることは出てくるものです。
でも、そういう努力をしないと出てこないことも多い。
以前にも、過去に自分の良かった時期はいつだったか尋ねられ、チャート上に明確にある時期をお伝えしたところ、そのようなことに心当たりがない、という事例がありました。
こういったことは、生き方にも大きくかかわっています。
たとえば該当の時期に、結婚や金運の上昇期があったとします。
ところが、特にその手前の期間で、遊びばかり夢中になっていたら?
たとえば友達と飲みに行くとか、ギャンブルに入れあげるとか。
結婚や金運の上昇期というのは、金星の作用であることも多く、金星は享楽的な生活へ引っ張ることもありますので、キャバクラ通いをしてしまうことだってあるのです。
自分が楽しいと感じることに引っ張られるのです。
また楽をしたいというのも、金星の裏側としてあります。
そのため仕事が継続できず、幾度も安易に仕事を変えるとかいうことがあれば、いざその時期が来た時に、給料が上がるとか、地位が向上するとか、そのような芽も自分で摘んでしまう場合もあるのです。
(人にはそれぞれの事情や身体のコンディションがあります。ここで申しあげているのは、やろうと思えばできるのに、易きに流れる生き方をしてしまうケースです)
現にその「心当たりがない」という方は、その時期が来る前に幾度も転職を繰り返しており、だいぶやんちゃな生活をなさっていたようです。
つまりよい時期というのは、その手前までの生き方によって、訪れる内容が大きく違ってくるということですね。
へたをすると、天と地ほどの差になる場合もあります。
極端な例えをすると、毎日ギャンブルに明け暮れて定職につかない男性にも、そういった良い時期は訪れます。
しかし、その時期が来たとしても、せいぜいがその時期はパチンコによく勝ったとか、大きな馬券が当たったとか、その程度のことしか起きないかもしれません。
その時いい思いをしても、そういう生活でしたら後に何も残らない公算が大きいし、起きた出来事自体もたかが知れてますから、あとで振り返ってもさしていいい時期だったとも思えないわけです。
しかし、まっとうに働いて頑張って仕事をしていてら、その時期に結婚しているかもしれませんし、ポストが上がったかもしれません。
覚えていないとしても、こりゃ、当たり前の話ということになります。
良い運勢は誰にも訪れます。
そこへ至るまでの生き方。
これこそが大事。
良い時期がばっちり記憶に残るくらい、インパクトのある時期にできるかどうかは、あなた次第です。