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2016年6月1日水曜日

消費税の動きをチャート上に見る


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消費税の10%への引き上げが先送りされるようですね。

安倍総理はその意向を固めたとの報道です。

ということは、引き上げは2019年10月という予定になるらしい…のですが。


これは私の中で、ストンと胸に落ちる話でした。

じつはチャート上は、来年の増税というのが、もうひとつピンと来ない部分があったのです。

消費税10%への引き上げは、国民の生活に負担を強いるというのは、きわめて当然のことです。

となると、それなりのものがチャート上に出ていて不思議がないのですが、若干それが弱い感じがしたのです。

しかし、予定としては組み込まれていて、これまでは「ここで増税しますよ」と明言されてきました。


う~~~ん。
でもなあ、その少し後のほうが国民が厳しそうなんだよなあ。

というのが、私の抱いていた違和感だったのです。

2017年に増税されるのなら、そのあとにくる厳しいものってなんだろう。

また別に想定しなければならなかったわけです。


この国民の生活を圧迫するアスペクトは、2018年の春ごろから始まり、2019年と20年が強い。

そして東京オリンピックが開催されるあたりで、これがほぼ終わっていくと考えられます。

この時期が、以前から申し上げている大いなる婚姻の時期です。

これは日本が迎える大きな節目になりますが、ここはちょっと苦しい要素もあるのです。


これは、考えてもらったらお分かりいただけるかと思うのですが、生みの苦しみのようなものです。

「大いなる婚姻」と表現していることには、深い意味があるのですが、別な表現をとるとすれば、夫婦の婚姻と「生み」もあるわけです。

ちょうど日本神話の、イザナギ・イザナミの国生み神話のように。


当然、何かが生まれてくることには苦しみがつきものです。

そういうものがこの時期に用意されているのです。


いろいろなご意見がありますので、消費税を増税することが良いことなのか悪いことなのかという判断は避けます。

学者の方も、まったく違った主張が見られます。

もちろん大勢としては、消費税を増税しないと将来に禍根を残すというご意見が主流です。

そこについての判断は致しません。


ただチャート上は、この増税もまたこの苦しみの一部に含まれると見るのが正しいだろうということになります。

2018年から始まるアスペクトなので、何かの事情でこの頃から実施されてもおかしくはないのですが、現状の予定(2019年10月)でもまったく筋が通ります。

来年の増税よりも筋が通りますし、そのほうが2018年の春以降にある負担の表示は、まさに増税によるものだと解釈すればよいことになります。

増税とは別個に苦しいものが用意されているというのが前の増税の予定から出ていた解釈だったので、その観点でいえば、先送りされたほうがチャート上は良いかもしれない、と思います。
チャート上は、ですよ。

むろんこれはホロスコープを見て思うことで、日本の財政の健全化ということを考えたら、早く増税したほうがいいに決まってるよ! というご意見もあろうかと思います。

そこは理解したうえでの、占星術研究家の感想とお考えください。


なんにせよ、このまま先送りが決定的なものになっていくのなら、ホロスコープってよくできているものだということが、私の中でまた一つ、強く確信に変わっていくだけのことなんですが。