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2016年9月7日水曜日

個人が変われば地球も変わる


このところ水害が非常に目立ちます。
水に関する災害や問題については、新月メッセージ9/01でも触れておきましたが、これはつまるところ海王星に関するものです。

この海王星が日本では非常に強く働く配置になっている。
それは今回の新月であり日食だったのですが、事前の予測よりもずっと、「水害」という形をとっているようです。
新月が近づく少し前、問題となるアスペクトが形成される頃から、この傾向が日本で出てきていた。

ただ、異常気象的な水害や逆に旱魃なども起きています。
これは世界的に見ると、もう少し前から起きています。

これは同様なチャート傾向が、この夏の段階でもあったからだと観測しています。
ずばり夏至図ですね。

この夏至図には、相当明瞭なハードアスペクトが確認されます。
こういったものが表面化しやすい地域で、今まで経験のないような災害が生じているのではないかと思われます。

といっても、これはやはり人間が自然環境を変えてしまっていることが一番大きな問題です。
というのは、同様なチャート配置は過去にも幾度もあったはずで、そのときも問題は起きていると思われるのですが、近頃のはすごくとがった出方になっている。
つまり人間の生き方、過ごし方が大事なんですね。

いえば地球と人類のかかわり方が悪い。
資源やエネルギーの使い方。
その技術や方法。
森林の扱い方。

こういったものすべてが、以前よりもひどくなっているために、災害もより際立ってきている。

すごくわかりやすいたとえもできます。
たとえばヨーロッパやアフリカですと、経度的には同じ度数になる国がたくさんあります。
緯度によるチャートの違いは当然あるのですが、同じ日同じ時間に生まれた子供のチャートは相当に似ていることになります。

しかし、片や先進国でまっとうな教育を受けて暮らし、成長していっているのに、アフリカのほうでは難民になったり連れ去られたり、疫病や飢えに苦しんだりする。

同じようなチャートなのに、です。

これはその国の命運が、個人のチャートの上位にあるためです。
国の命運が荒れていれば、個人はその影響を受けざるを得ません。

より広い視野に立てば、地球の命運が荒れていれば、私たち全員がその影響を受ける可能性があります。
ただ普通に善良に暮らしているだけの人の生活が破壊されたり、愛する人を亡くしたり……

そういった出来事はTVやネットの報道で見る限り、人様の身の上に起きていることに思えるかもしれませんが、じつは他人事ではなく、そういった出来事一つ一つに私たちは責任を負っています。
人類が総体として責任を負っているのです。
またいつ我が身に跳ね返ってくるか、わかりません。


少し前のネット上のニュースで、オゾンホールが縮小されていっているというのを見たことがあります。
私が若いころには、このオゾンホールは地球環境に大きな影響を与えるものとして警鐘が鳴らされ、フロンガスなどの使用を制限したり、代替するものにチェンジしたり、回収することが世界的に進められました。

もう20年30年も前のことですが、そのころから指摘され、改善を求められ、実行できたものは、やはりちゃんと成果が出る。

地球環境の変化、温暖化なども、いろいろな原因についてのご意見がありますが、少なくとも二酸化炭素排出を制限すること、そして森林を健全に育成することなどは、当たり前に進められるべきものと思います。
こうした努力は、きっと私たちの孫、ひ孫、あるいはその先くらいには、何らかの成果を結べるようになってほしいものです。

個人のチャートの上位に国の命運があるというのは、個人のちっぽけさを感じさせる言葉かもしれないのですが、本当はそうではない。
私たち一人一人の努力や意識、また個人の浄化が地球という星の命運さえ変える。

それは結局、一人一人が自分なりの幸せを得ることとも言えるでしょう。