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心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。


2020年6月2日火曜日

一見悪い出来事が、かならずしも悪いことではない

えー。

息子が職場を解雇になりました。
ギョヘー! (^o^;)

勤務先から、5月30日に今後の説明があるということで出向いたところ、解雇を言い渡されたそうで(6月中は籍がありますが、そこで解雇=失業)。

……タハハ

いやー、これは少しだけ意外でした。
というのは、息子のチャートを見ると、今あまり「すごくまずい星の動き」はないんですよね。

これ! ブログでお出しした5月の水瓶座の運勢(息子は水瓶座)。
 ↓
水瓶座 ♒
大きな動きがある月です。しかも、ある種の「天意」のようなものが示される傾向もあり、自分の身に与えられるものの意味を敬虔に受け取って下さい。悪い意味ではないことが多く、驚くような抜擢や窮地からの救済といった展開もあり得ます。損得、功利的な考えは見透かされやすいので、無欲でいたほうが良いでしょう。
次の三つのことを心がけると良いでしょう。
◆家庭を持つかたは、子供のことに注意を払って下さい。できるだけ、時間を作るように。
◆贅沢や浅ましい金儲け主義は捨てるべきです。
◆場合によっては、周囲で起きることは静観しておいて下さい。いらないものは、勝手に剥がれ落ちていきます。
30日前後がポイントとなるかも知れません。


これ、当たってるんじゃん!?(笑)

まず解雇が30日に知らされました。
天意の告知は、地上的には会社からの解雇の通知という形も取り得ます。
我が身に与えられるものを敬虔に受け取る(しかない)。
いらないものは剥がれ落ちる(たぶん息子にとっては、もう今までの仕事がいらない)。

ということなのでは?

まあ、12星座なんて曖昧なものはさておき。
息子個人のチャートの検証をしても、実際、「悪い運勢」ではないんですよね。
しかし、27年周期の節目を迎えています。
これはかなり目立った要所です。

この27年周期の時期はたった今を中心にした前後1.5ヶ月ほど、計3ヶ月ほどの期間で、息子の場合、ちょうどコロナ禍で勤め先が休業になった時期がまるまるこれに入ります。

そのタイミングでこれか~ってわけで、たぶん、悪い運勢だから切られたのではない。
たぶん、新しい人生へ踏み出す時期だから、そこへ向かうための強制的な出来事の発動となった、というのが真相です。


そもそも、
現実的に考えると、いかにもありそうな成り行きなんですよね。

勤務先はホテル。
コロナ禍で二ヶ月完全休業。
客足が戻るのがいつになるかわからない。

息子は「洗い場」の社員です。
ホテルにとって、一番切りにくい従業員は、料理人。
次はサービス・スタッフ。
そしてもっとも切りやすいのは、洗い場のようなアルバイトでも可能な部署。
清掃スタッフなんかは、そもそも自社バイトか外注の業者委託しているところが圧倒的だと思います。

もちろん、サービス・スタッフにしても、ホスピタリティなどあまり重視しないのなら、多くをバイトで回してしまえる可能性はありますし、半々、あるいはもっと多くの割合をバイトにしているホテルもあります。
主力スタッフだけ残せば良いわけで。

私は長くホテル業界で働いてきましたので、この業界の非情さもよく知っています。
時にはすごくえげつない、ドラスティックなリストラすら起きえます。

景気が落込んだときに、一番早く影響を受け、そして回復が一番遅いのがこの業界です。

息子の会社にしても、ある意味、二ヶ月も休業して、多少なりとも給与を支払ってくれていたというのは、とても忍耐強い対応で、人情味もあったと思えます。

しかしまあ、息子はやはり、大変にショックを受けていたようで……
当たり前ですが。
解雇と知らされた日は、しょぼくれて帰ってきました。

ですが、あえて私は息子に、
「おめでとう! これでようやく、あの仕事を辞められるな!」
と言いました(本気で)。

というのは、ホテルの洗い場は、当たり前ですが、朝食、昼食、夕食の対応がそれぞれあり、息子の場合は、朝夜の仕事が多かった。
この場合は、昼抜けで一度家に戻ってくるのです。
朝早く出勤し、昼を家で過ごし、夜にもう一度出勤し、帰宅するのは深夜。


この仕事の形態が、彼の食生活などにもあまり良い影響を与えていないのは明らかで、この仕事に就いてからあきらかに太りました(どうしても間食的なものが増え、1日4食的なサイクルになっていたし、深夜の帰宅後の夕食はいうまでもなく身体に悪い……しかし、食べないと持たないのも理解はできます)。

おまけに給与は良くない。
さらに言えば、土日の休みは絶望的。
(これは私もホテルで働いているときはそうでしたが)

しばしば「この仕事のままでは将来キツいぞ」「こういう仕事があるぞ」「こんな募集がある」とか、息子に言っていたのですが、本人がまったく乗り気でない。

要するに、毎日がそれなりに良ければそれで良く、仕事を変える努力やそれに伴う苦痛(精神的なストレス)に踏み出していく勇気が、まったくといっていいほど無かった。
そもそも就職の時に、ものすごく難航し、落ち続けてのようやく……というところが今のホテルだったので、あのような辛い思い・体験をしたくないというのはあるんでしょう。

なので、私たちも本人にその気がない転職を、あれこれ言うつもりはなくなっていました。強要するつもりも、毛頭ないので(本人の人生ですから)。

本人は変えるつもりがまったくなかった。
でも、彼にはもう次のステップが用意されている。

だからこそ、この人生の節目で、強制解雇という形で「変化」を突きつけられた。

私が「おめでとう」などと言ったのは、そういうことを解読してのことでもあるし、息子の気持ちを楽にさせようという意図もありました。
一緒に落込んで、「これからどうするんだ」というモードに入っても、
ねえ?

本人はショックですから、母親の前ではぽろぽろ涙をこぼしていました。

まあ、慰めるのは、奥さんの役目で♡


我が家の場合、私の解読もありますが、息子の仕事を「どうなん?」と思っていた家族は、誰も「困ったことになった」と思っていないという……(苦笑)

私が一番良かったと思うのは、息子が深夜帰宅する日常だと、奥さんが食事の面倒など見るため、彼女が慢性的な寝不足になってしまうことなんですよね。
あんまりひどいときには、私が替わっていたのですが、彼女は私によけいなことをさせたがらないので……

まっとうに夕方とか夕飯時には帰ってこられる生活になってくれるのが、家族にとっても一番かと。

息子には、今年の終盤に太陽と月のトラインが巡ってくるし、最大、そこまで失業保険をもらいながら、良いところを見つけてくれたら良いかと。

仕事も良き縁の時期に、良いものが転がり込んで来やすいですしね。



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