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2020年6月7日日曜日

世界の転換、個人の転換

昨日の記事でも触れましたが、北朝鮮拉致被害者救出のための活動をされていた横田滋さんがお亡くなりになりました。

この事件を風化させてはならないのは当然ですが、この33年という大きな周期の節目の時期に、一つの象徴的な出来事と感じました。

日本では、昨年の上皇陛下のご退位、新天皇陛下の即位、元号の改元なども、広い意味ではこの33年の節目にリンクしたものと言えます。
(33年の節目は正確には今年の1月だが、効力としてはその手前から十分にある)

33年の節目は地球スケールの動きで、天皇陛下の交代は日本スケールの動きなのですが、地球で大きな転換があるときに、その影響が個別の国々にいろんな形で表現されて不思議はありません。

この33年の節目の早々に、コロナ禍が発生し、世界に蔓延しました。
コロナ禍以前と以後は、今後歴史的に分けられる可能性があります。

まさに時代の節目ですよね。

こうした大きな動きの中で、個人の身辺でも当然変化は起きやすいのですが。

考えてみると、私も昨年末からの急転直下の「流れ」で、引っ越ししました。
それ以前とそれ以後の私の人生は、嫌でも違ってきます。

息子もコロナ禍で失業→再就職しなければ、という節目。
これは彼個人の27年周期の動きとリンクしていました。

実はちょっと前に、三十年ほど、お世話になってきた東洋治療を行ってくれる先生がお亡くなりになりました。
お通夜や葬儀には、仕事の都合で行けなかったので、数日前、奥さんと一緒にご焼香に伺いました。

この先生には、ホテル勤務時代に何度も腰を痛めたときなど、すごくお世話になったのです。
今年も何度か治療に行っていましたが……
ここしばらくお休みされているということで、足が遠のいている間に……

県外からでも治療に来られるようなところだったので、先生がいなくなられると、もうこれは大きな転換になってしまいます。
(息子さんが継いでされるのですが)


こういうリンクは、今日本中、いや、世界中で発生しているように思います。

数年前から、日本では「世代交代」する傾向があることは触れてきました。
引退ということもその表現の一つでしたが(芸能人やスポーツ選手など数多く思い出せます)。
そのため、それまでの時代を象徴するような人物の他界なども、このところやたらと報じられてきました。

日本では、もう何年も前からこの転換を行ってきたように思え、そのピークが天皇陛下の交代でありました。

しかし、今、地球スケールでこの転換が進み始めたわけで、日本でのサイクルが落ち着く流れになっていたのとは別に、世代交代を含むより根深い転換が広がっていくと思われます。

この種の無数の転換の累積が、世界を変えていくのか。
世界の転換だからこそ、個人にもそれが現われるのか。

これは両方なのだと思いますが。

この転換は、それまでの文明のあり方そのものを壊して作り替えてしまうのではないかと思っています。

私もきっとオールドタイプなのですが。
オールドタイプなりに、世界の転換を見つめて行きたいと願うのであります。


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