昨日は……
ちょっとブログをUPする余裕がありませんでした。
というのも……
まあ、鑑定が入っていたというのもあるのですが。
ヤタガラス・スプレッドの解説動画を、自分で撮影していたのです。
ところが……
TAKE1が非常にうまく行っていたのですね。
一発でいけるか?! みたいな、その終盤で
ナァア~~オ!
ちょ……
……リブラ様……いいところで……
大きな声が何度も入ってしまい……OUT!
TAKE2、3、4と……どうも、うまく行かない。
カードが説明に適切な状態に展開されなかったり、また自分自身が順番を間違えたり、何かの説明を忘れたり……
くそー。
あの鳴き声さえなければ!!
てかまあ、TAKE1もたぶん最後まではいけていない、と思う。
あとで「あ、これも言わなきゃ」みたいなのが出てきましたから。
そんなこんなで、悪戦苦闘しておりました。
とりあえず、なんとか動画は撮り終えましたので、これから編集作業。
編集作業なんて、オレ、できるの?
今まで流し撮りしたものをUPすることはしていましたが、動画と動画をくっつけるとか、したことがない!
勉強しながら、じわっとやります。
素敵なカードでずっと眺めていました。
実物は、WEBよりさらに繊細で美しかったです。
力のライオンが狛犬風なのが新鮮でした。
塔もこれなら怖くないです。
御守りのようなカードでした。
オリジナル・タロットに、このような嬉しいご感想も頂戴しました。
このブログでUPするときは、意図的に解像度を落としたものを上げております。
実物は、ずっと美しいものになっています。
絵というのは、本当にカードにとって重要なのはいうまでもないですが。
同じカードでも、かなり印象が異なってきます。
フランソワ・ショッソンの名前のないカード。
古いマルセイユは、ある意味、無機質な死神で、まるでマシーンのようにも見えます。機械的に生死を刈り取っているような。
それがこうなると、印象はまったく違う。
何か意図があって存在する、役目を背負った聖なる存在に見えます。
描かれる曼珠沙華と蝶は、それぞれ転生や不死・復活の象徴。
タロットの中でも、No.13と15、16というのは、わりと忌み嫌われやすいというのか、見た目もアレなんで、出てくると「うわっ」と想う人が多いのですが……
性も含めた欲望のカードでもありますが、見た目の美しさ、魅力などをカードの意味に与えている場合もあります。
でも、意味としては分かるのですが、伝わりにくい。
こうなると、この悪魔はまるで教祖みたいです。
魅力があることが納得させられやすい。
マルセイユでは、これは「神の家」です。
ライダー・ウェイトでは「塔」となってしまい、破滅的な意味が強くなっています。そのため、このカードも嫌がる人がとても多い。
本来、マルセイユの「神の家」は正位置であれば、むしろ大きな転換・栄転・抜擢などもあり得るものです。栄冠を与えられるので。
それが、うまく表現されています。
私自身、マルセイユを長く使いながら、頭の中ではもう22枚のカードの意味はしっかり定着しているのですが、新しいカードを使い始めると、その解釈が微妙に変わってくるのを感じています。
根本は変わらないのですが、ニュアンスの部分というのか……。
当たり前ですよね。
カードは意味だけじゃない。
その絵、配置、関係性、そこから浮かび上がってくるイメージの中で読み解いていく。
絵が変われば、今までとは違ったストーリーが組み立てられる可能性もあるわけで。
この「変化・変容」がまた、楽しい。
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