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2020年11月1日日曜日

奥出雲から須佐之男命と奇稲田姫を巡る

 神無月です。

ということは、出雲は神在月。


これを旧暦で判断するかどうかというのは、ご意見の分かれるところだと思います。

古来の神無月は、今年は11月15日~12月14日あたりらしいです。


が、まあ、出雲の神様はいつでも出雲にいらっしゃるはず、ということで。


弾丸参拝にLet's Go!

(31日のこと)



高速道路をご機嫌に走ります。
(撮影は必ずナビゲーターのほう)

今回はいつもと違うルートで、中国自動車道の、「これが高速なの?」というような曲がりくねったところを広島県へ。


大佐(おおさ)のSAです。紅葉がきれいでした。

一般道におり、中国山地を越えていきます。


そして……



おろちループ!!



八岐大蛇の巨体がごとき、ぐるぐるぐるぐる、一気に下降する長~いループです。

まだですかぁ~?



まだですかぁあああ!


というような長いループ橋を下り、奥出雲へ。


たどり着いた最初の目的地がここ!



以前、一度だけ来たことのあるお蕎麦屋さん。


もう一度、味わいたくてわざわざこのルートに。



私は山かけそばにしました。

滋味深い……やさしいおつゆ。
そして、出雲蕎麦らしい歯ごたえ。

いや~、癒されました。

その後向かったのは、ほど近い稲田神社。



大きな銀杏があり、この神社の境内にもお蕎麦屋さんがあります。



ここは、スサノヲの妃、クシナダヒメ様の誕生の地と伝えられます。


祝詞を上げて写メを撮ると……



すんごい光が入りました。



須佐之男命と奇稲田姫の象もありますが……


スサノヲは凜々しいのですが、奇稲田姫はもうちょっと可憐に作って欲しかった……かも……?


その後、向かったのは須我神社。

お久しぶりでございます~~。



ここは、なんと「日本初之宮」と伝えられます。



八岐大蛇を退治した須佐之男命が、奇稲田姫と共にこの地にいたり、

「吾が御心清々し」

とのたまい、周囲の立ち上る雲を見て、


「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を」


と詠んだ。

これが日本最古の和歌とも言われます。


この日は初めて、奥宮へも参拝しました。


なかなかに険しい山の斜面を登りますと、大きな磐座が出現します。



夫婦岩と呼ばれていますが、三つあり、

須佐之男命、奇稲田姫命、その子である清之山主三名狭漏彦八島命(すがのやまぬしみなさろひこやしまのみこと)の三柱の磐座です。

この参拝は……

結構、脚に来ました!(笑)

日頃ジョギングしている私はまだしも、奥さんはかなりキタようです。



それから熊野大社へ。




ゆるやかな風と陽射しの中、かわらず鎮座あしましておられました。


おみくじ……大吉!



さらに八重垣神社へ。

到着のタイミングで、お囃子と太鼓が響き、ご祈祷が始まりました。

ラッキー♡




いつものように鏡の池で、和紙を浮かべる占いもしました。


いつもよりちょっと時間がかかりましたが、9分ほどで沈みました。

(早く沈んだほうが早くに叶う)


和紙には「思いがけない縁開く」とありました。


この段階ですでに、午後3時前。


さすがに出雲大社へ足を伸ばす余裕はなく、帰路につきました。




帰り道、虹が出ました。


もっと大きいのも出ていたようですが、写真には収められませんでした。



須我神社で、良いお守りもお授けいただきましたし。

蕎麦もおいしかったし。


良い参拝でした。



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