― the field for the study of astrology and original novels ―
作家として
占星術研究家として
家族を持つ一人の男として
心の泉から溢れ出るものを書き綴っています
本日10日5時55分頃、牡羊座16度の満月となりました。サビアン度数としては、牡羊座17度となります。
サビアンシンボルとチャート
・取り澄ました二人の独身女性
・静かに座る気品のある二人の婚期を過ぎた婦人
「しかめっ面の女性」とかいう表現を取られることもあります。
この二人の女性は、ある種の相似性をなしていて、静かに座っている状態であることも含め、かなり内向的なシンボルです。
相手を通じて自分を見る、自分の内面とテレパシーを交感する、みたいな感じで、これが過度になると自己批判的になることもあり得ます。
画像はアマテルで作成→高機能 占星術ソフト・アマテル
この満月は、キロンと重なっていて、太陽・金星、パラスなどとTスクエアです。
かなり繊細で、デリケートな配置です。
とくに女性性に関わることが顕著に思えます。
ここしばらくの傾向としてありますが、幼児はしっかり見守るようにしましょう。
日本への影響も大きい。
きわめて精神性が高いホロスコープの状態で、この時期に自分の内面と向き合う人が多いでしょう。
そこに痛みが伴う可能性もありますが、ヤジロベエのように揺れて、そしてバランスを回復する流れです。
後述しますが、机上の空論が幅を利かせたり、ガチガチの理屈でやりとりするような傾向もあります。
これは風のエレメントが強いせいですが、理屈では癒しは起きません。
ハートを開くこと。
自分と向き合うこと。
内面に言葉を投げかけることです。
日本と全体
風のエレメントでのグランド・トラインもあります。
かなり理想や理念が突出するもので、しかも「義務」「制約」といったものが強く関与します。
国によっては、非常に厳しい統制の強化になるかも。
場合によっては、息苦しい空気にもなります。
ある方向だけになるとか、他の意見やあり方を認めないという姿勢も強めます。
火星と海王星のスクエアは、今月ずっと持続するものなので、火に油を注ぐ状態です。
現実におどろくような火災、車両の炎上なども起きています。
戦火が鎮静化する状態ではないと思われます。
日本には満月の影響が非常に強く働くので、かなり内向的になります。
この内向性は、傷つけられたがゆえの自傷作用みたいなものを伴う可能性があり、必ず自分に寛容になる必要があります。
東アジアには満月の効果が強く、すごくヒステリックな反応を示す動きもありそうです。
地域
▶ 日本
前の満月もそうでしたが、キロンが強く作用し、このため、心の傷、トラウマを作るような事件やそういった過去の被害がクローズアップされる可能性があります。
目覚めや気づき、学びや研究が進むというのも同様ですが、前満月よりもかなり内向的です。
▶ 災害（火星事案も関係し得る）
・イタリア付近経度よりも以西
・南太平洋
・中米
・東南アジア
▶ 満月が強く働く地域
・日本など東アジアあたりの経度
・黒海とカスピ海の中間付近から以西 アラビア半島など
メッセージ
生命は喜び
喜びを否定すれば花は枯れる
造花のようになってはならぬ
伊吹を吸って
吐き出す
命の花たれ
もしもあたかも造花に近い付いたかのように感じるならば
息吹を取り戻すために
痛みも伴うかも知れぬ
痛みを避けては戻れぬこともある
リハビリが必要なときもあろう
胸に問え
意識の奥底に尋ねてみよ
喜びなくして生きられぬと
とうに知っておろう
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