― the field for the study of astrology and original novels ―
作家として
占星術研究家として
家族を持つ一人の男として
心の泉から溢れ出るものを書き綴っています
ご訪問ありがとうございます 🌟
ここ数日のドタバタが、今日で終わりました。
あ、べつにまずいことが起きているのではないので心配ご無用。
今朝は曇り空で、あまりパッとした写真も撮れませんでしたが、
水鳥のご家族がまったりしているのに和みました。
見えにくいと思いますが、熊野神社で。
大きな声で鳴きながら烏が飛翔しています。
未来と未然
未来という言葉は、その成り立ちはよくわからないっぽいのですが、
普通に考えると〝未だ来ぬ〟ということが考えられます。
まだ来てない時、まだ来てないもの(出来事)
というような印象でしょうか。
イコール 〝これから訪れるもの〟ということにもつながるのですが、
よく似た言葉に〝未然〟というのがあります。
日本書紀の中には、聖徳太子について「兼知未然」という記述があります。
これは〝兼ねて未だ然(しか)らざるをしろしめす〟ということで、
つまり、聖徳太子がまだ起きていない未来について知らせた、という内容とも言われています。
聖徳太子による「未来記」(予言書)なるものが存在したという伝承もあります。
楠木正成は四天王寺で、太子の「未然記」(未来記を原本として構成に書き残されたもの?)を見たという記述が、「太平記」にあります。
未来を知りたい。
いつどのような運命が巡り来るか。
知りたいと思う人のほうが多いのではないでしょうか?
もちろん、未来なんか知りたくもねーや!
知ったら面白くないじゃん!
というご意見の方もいらっしゃるでしょう。
それはまことにプラス思考というか、好奇心溢れる態度で、いいんじゃないでしょうか。
こういう方はもう、占いなんかのお世話になる必要もないわけで。
ただ「時期」と「その時の傾向」を知ることで、人生にある種の弾みをつけるというのか、喜びを持って今を生きられるようになるケースもあります。
しばらく前の鑑定でも、時期と内容を明示することで、
心が軽くなった
他のものと違う
というようなことを仰っていただきました。
個人のホロスコープには、非常に精度の高い未来が示されている。
もちろん、霊能力者が〝見る〟ようなものではないのですが、時期とその時に生じる出来事の傾向を知り得ることは、確実にその人の人生を変えます。
ただ!
今、私たちはちょっと違う類いの未来と未然について、想像を巡らさざるを得ない局面に来ています。
それは、つまり世界の命運です。
ものすごく世界全体が不安定になり、異常気象や地震、あるいは戦争など、過去にないほどの比率と密度で発生するようになりました。
私たちが認識する未来と未然は
・個人線のもの
・世界線のもの
があります。
個人の運勢線上にあるものと、それ以上のものです。
世界線上にあるものは、日本の運命もあれば、地球全体のものもあります。
私たちの個人の運勢がいかに良好でも、日本の運命がダメだったら、その良好さは減殺される可能性があります。
もし、明日、NASAもどこも探知していない小惑星が地球に落下してきて、
恐竜が絶滅したときのような被害をもたらし、人類が滅亡したら、
個人の幸運など無意味ということです。
国の命運は個人の命運の上位にあり、世界の命運は国の命運の上位にあります。
これは受け入れがたいかも知れませんが、現実です。
個人の運勢は、全体的な運勢には、あるレベルまでしかあらがえません。
そのレベルを超えたものが来たら、被害を受ける、あるいは一蓮托生になる。
私たちは、今、こういった〝個人を超えた領域〟からある種の不安や恐れを抱かされる状況になっています。
これを個人の立場から変え得るのか?
できると思います。
前にも書いたかも知れませんが、〝ノストラダムス効果〟というものがあると言われています。
ノストラダムスの予言は、世界各国のトップが関心を持つレベルのもので、国によっては調査・検証が行われたり、未発見の予言詩を見つけようという機関も存在しているようです。
ノストラダムスの予言で一番有名なのは、「1999年7の月」というアレですが、現実にはこの時期に人類滅亡などはなかった(予言詩にはそもそも滅亡とは書かれていない)。
こういった強い警告が存在することで、各国の指導者が〝そのような未来を避けよう〟と意図することで、実際に未来を変える方向へ舵が切られる、というものです。
ただ、指導者だけではないだろうと思います。
人類の集合意識が変わること。
そこに私たちは貢献できます。
なので、私は国や世界の命運を解読する技法である、
マンデン占星術
を皆さんとシェアしようと思います。
(自分だけの研究に留めず、開放します)
そのために、マンデン占星術の講座を開設いたします。
こういったものを知る一が一人でも増えることが大事です。
そのためには、学んでいただかなければなりません。
まだ詳細は詰め切れていませんが、これまでの一般的な占星術講座と同様なスタイルでやっていこうと思います。
年内にはスタートしようと思います。
近いうちに正式に告知いたします。
事前に参加表明をメールしてくださってもOKですが、内容や料金、どの程度の期間か、などは未定です。
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