― the field for the study of astrology and original novels ―
作家として
占星術研究家として
家族を持つ一人の男として
心の泉から溢れ出るものを書き綴っています
一昨日の記事に、一部、加筆を致しました。
書こうと思っていた土星と天王星についての記述が抜けていました。
真の共有する、ということ
よく、親の背中を見て子は育つとか、いいますよね。
これはある意味、真実だろうと思います。
問題はどんな背中か、というだけで。(笑)
うちなんか、背中じゃなくて後頭部のハゲを見ているかも知れませんが。(笑)
いやいや。
要するに生き様、ということですよね。
生き様、なんていうと、激しい印象がありますが、普通に穏やかに生きるのも生き様ですから。
子どものホロスコープには、子から見た親の情報があります。
それは、親の背中を見ている情報、ということにもなるのでしょう。
この親子関係というのは、しばしば、「上」と「下」の関係に取り違えられます。
つまり親が上で、子が下。
この意識は人類的にすっっっごく根深いもので、親は子のことを支配したがるし、子の上位に立ちたがる。マウントを取るというか。
私にも、そういった意識はゼロじゃない。
どこかに、かならずある。
ですが、もともと私は子を一人の存在として認める、という意識がかなり強く、ある意味で、ちょっと突き放しているところがあります。
そういう部分が、娘や息子からしたら、「もっと関われや、オイ!」みたいな気持ちにさせるところはあるかもしれません。
でも……
できないんですよね。
私は、〝人の迷惑にならないように好きに生きろ〟という考えで、ある程度の迷惑は親である私たちがひっかぶっても良いが、
独立した人間として、今生、頑張ってね~~!!
という考えなのです。
こうなって欲しいとか、そういうのもありません。
子どもたちの人生を、自分の思惑でコントロールしようなどと、夢にも思いません。
むしろ、コントロールなど「気持ち悪い」としか思いません。
願うのは、人様のご迷惑にならぬこと、のみです。
だから、極端な話、さっさと独立してくれたらいいのに……
くらいに思っているのですが、そういうふうに思っているからなのかどうか……
なかなか独立しない!!(二人とも)
……困ったもんだ。(笑)
でもまあ、やがて私たち親はこの世を去りますし。
そうなったら、嫌でも自立でしょうし。
こういう私という人間の親情報が、子どもには刻まれていくわけです。
(あまり親の影響を受けない子もいる)
親子の場合、これは、どのような形であれ、否応なく起ってきます。
(時には「拒絶」「否定」みたいな受け取り方をする子もいますけど)
ただ、このような関係性は親子以外でも起きえます。
起きえるというか、普通にあります。
上司と部下、先輩と後輩、師匠と弟子……
いくらでもあります。
「ガイアの法則」や「0フォース」(著:千賀一生氏)には、重要な示唆やその根拠となるものが示されていますが。
じつは、こういった関係性も、上下とか、あるいは「教える側」「教えられる側」といった二元的な構造ではなく、融和的な関係性へと変化していくことが述べられています。
「ガイアの法則」を拝読して以来、もう何年も、
う~~~~ん、どうしたらいいのだろうか?
と、漠然とした悩みを抱えています。
というのは、占星術講座などがわかりやすいのですが、
この講座の中で、私は先生であり、受講される方は生徒なのです。
講座だけに限定されず、私はなぜか、これまでの人生で「教える側」に立ちやすいという傾向がありました。
前にもブログで書いたことがありますが、すでに高校時代、同級生に〝教えて〟いました(半ば担任にやらされていたのですが)。
これは作家になった後もそうですし、占星術研究家としても同様なのですが。
知識の伝授というのは、どうしてもそうした二元的な対極構造になりやすい。
伝える側と受け取る側です。
しかし、「ガイアの法則」には〝円〟というのがキイワードとしてあり、真の伝授というのは、なにげない日常の中で、自然と親や上の世代から受け継がれ、言葉とかいうよりも、体験として共有されていく、というのがあるのです。
その形が結構、重要らしい。
円です。
ワ=輪=和です。
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