本日10の10時16分頃、蟹座18度で新月が結ばれました。
サビアン度数としては、蟹座19度になります。
・結婚の儀式を執り行う司祭
・貴族的なか弱い女の子が労働者の若者と結婚式を挙げる
蟹座というのは、基本、内向的で保守的です。
また母性にも関わります。
しかし、内向と保守では、いつまでたっても状況は変わりません。
新しい自分の種子(子ども)を得るためには婚姻関係が必要とされやすいし、この度数はそのような制度上の現実を取り上げているのではなく、象徴的に二つのものが結びつくことによって、一つ上の段階へとステップアップできることを示します。
画像はアマテルで作成→高機能 占星術ソフト・アマテル
男女に限らず、相反するものが結合、統合、協調することで、私たちは新しい創造を行えます。
そういう観点では、個人も誰かと力を合わせたり、敵対関係の中に真理を見出したり、なんにせよ一つ成長するのには役立つ度数です。
時代とか世界のことに目をやっても、この新月はとても重要です。
ずっと以前から何度も申し上げているように、私たちが生きるこの時代は、〝大いなる婚姻の時〟です。
西洋と東洋が融合したり協調したり、男性性と女性性が統合されたりと、これまでバラバラだったもの、対立していたもの、二元的なものが、一つになることで全体のステージが上がります。
この〝大いなる婚姻の時〟を象徴するような新月であり、チャートなのです。
この新月期間中に、オリンピックは開催されます。
このチャートには、婚姻の儀式だけではなく、他にオリンピックを象徴する火の儀式(ベスタ神殿の火)が、正確に日本に灯る暗示があります。
恐ろしいことに……
よもやこの段階で、「中止」はないでしょう。
このまま灯る流れになっているように見えます。
コロナ禍で世界がバラバラの時に、ここにだけ婚姻が起きる。
昨年の延期から、不可思議な流れです。巨大なシンクロニシティのようなものを感じます。
水星は双子座27度で、この度数は〝やり直し〟の度数です。
私たちもまた、自らを婚姻の儀式へ導けます。
これについては、明日、また補足の記事をUPします。
やり方はいろいろ。
◇ メッセージ
目の前にある否定したいもの。
拒絶したいもの。
それらが故なくして、そなたの前に現われていると思うか?
たんに不運だとか不幸だとか。
運もあろうぞ。
縁もあろうぞ。
しかし、否定したいものほど、そなたに教えてくれるもの。
拒絶したいものの中には、受け入れたら価値あるものもあるぞ。
この世には、同じ人間は一人もおらぬ。
共に生きるためには、何か必要か、考えよ。
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