う……腰のあたりがイテテ。
ちょっと張っている。
昨日の草刈り労働のせいですね。
ガンバリスギタカ
今日は土星のお話を。
占星術では、吉星と凶星の分類があります。
吉星=太陽 月 水星 金星 木星
凶星=火星 土星 天王星 海王星 冥王星
とまあ、こんな感じで分けられているのですが。
典型的な吉星は? というと、やはり金星と木星。
金星には愛、喜び、お金、美など、誰でも喜ばしいと感じる意味があり、
木星には、幸運、拡大、繁殖、繁栄、援助など、やはりどれも嬉しい。
星そのものにこうした意味があるので、とても喜ばれます。
対して凶星の中でも、その代表的なものが土星だと思います。
凶星はどれもこれも一癖も二癖もあるので、うまく生かすのが難しい場合もあります。
火星は古来、戦争や死をもたらす星でしたが、スポーツや故人の技能の星なので、そこを磨くという使い方はしやすい。
ところが、土星と来た日にゃ(どの日やねん!)(笑)
なかなかこれが、うまく生かしにくいんだよ!
と、お感じになる人が多い。
私の過去の講座を受けていた方でも、私がいかに「土星は大切な星」「自己の完成」「自分を鍛えてくれるありがたい星」なんて教えても、
どうも今ひとつ、「……」だったようです。
(そんなやりとりを最近しました)
ピンと来にくい。
どうしても迷惑な星に感じられる。
土星と聞くと、落ち込む。
自分の星座に今あるとかいわれたら、なにがあるんだろうと怖いし、テンション下がる。
等々……(笑)
嫌われ者の土星君。
カワイソスギル
ちなみに、我が家の娘と息子は、どちらも土星が強い。
母も強い。
妻も強い。
私も強い。
土星強い一家。(笑)
娘は膝が悪い→土星は膝
息子は何かと皮膚に問題が出やすい→土星は皮膚
母は決めつけが激しい→土星はマイルールを作りやすい
妻はとくに若い頃、気鬱になりやすかった→土星は鬱を作りやすい
一家の中でも比較的土星が穏健なのは私なのですが。
土星が子供運のところにあるので、その子供たちの面倒を見ることが、私の土星。(笑)
といえる。
……ま、一部の解釈ですけどね。
個人個人の土星の意味はそれだけじゃない。
だけど、強い土星がそれぞれにちゃんと出ていることは確認できます。
そして、上に述べたものは、全部、ネガティヴな情報です。
さすが、凶星。
こういうマイナス情報に関わっていることが多いとなると、やっぱ、嫌がりますよね。
嫌ぁ~、土星来ないでぇ~、みたいに。
土星の意味、出方は人それぞれ。
孤独感、貧困、逆境、ストレス、持病。
しかし、土星には安定化させる力があります。
何かを定着させる。
形を作る。
身を固める。
身を固めるというのは、結婚などもそうですが、実際ロマンチックな星の動きじゃなくても、土星の効果で「そろそろ落ち着こう」「婚姻という形を取ろう」ということは、別に珍しくもない現象です。
収入や地位とかいう点でも、土台を作るのは土星です。
基礎工事みたいな役目があるのです。
そもそも、土星には土木建築などの職もあります。
もし土星が存在しなかったら?
ものみなすべてが流動的になります。
安定しない。
先の読めない世界になります。
無責任がまかり通る。
土星の存在しない人生というのは、逆にものすごく不安でキツい。
何も安心材料がないわけです。
ゆらゆらと
ふわふわと
どこまで漂っていかねばなりません。
この現世、現実に生きて、そのような状態を続けるのは、まことに苦しいはず。
保証がない、先が見えない、安心のない人生を生きねばなりません。
そう。
土星というのは、現世・現実そのものでもあります。
私のことを言えば、土星が子供運だったのですが、やはり子育てが自分を現実につなぎ止めたと言えます。
その責任(土星)が、私にやるべきことをさせ、現実から遊離するのを引き留めました。
子供がいなかった場合、私はよりふわふわした人生を辿ったかもしれません。
というのは、奥さんは私がそんな生き方をしたとしても、たぶんどこまでも付き合ってくれたから。
そして、その時代。
ホロスコープ上も、私は、その期間が自分の人生の中で、もっとも土星が強い時期だった。
その時期の体験は、〝現実をちゃんと生きる〟ということを、私に定着させました。
このプロセスがなかったら……
たぶん、私はもう生きていなかったと思います。
苦しいし、大変だけど。
土星は大切なものを教え、与えてくれる。
現世の中でね。
てなわけで、そんなこともお伝えすることがある占星術講座、募集中です。(笑)
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